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熱量とエイジングの話

結婚して子供ができると、いつしか身なりへの気配りが減り子育てに追われるようになる。

そして、思考停止した脳はおじさん化おばさん化を加速させる。服や下着は妻が選び、髪型などまで気を使わない。そうなると老化も進み日本のおじさんが完成する。

プチプラファッションおじさんは、時間があればスマホゲームに明け暮れ、仕事や家族への熱量はそれほど多くない。

習慣に流され生きる歓びを失っていく。
一番大切な熱量を浪費していく。これでは豊かで幸せな生活は遠のいていくし益々貧乏になっていく。

しかし、街でよく見かける所謂幸せそうに見える家族はだいたいこのようなものだと思う。その家族が幸せであればそれがベターだと思う。

客観視した幸せそう、と個人の幸せはイコールでない。例えばあなたが誰からも綺麗だねと言われる妻をもっていたとしよう。
嫉妬深く執拗に自由を奪い、ストレスが溜まるっているとすると他者からの羨みに嫌気がさしてくると思う。

幸せそう、は幸せそうで終わる。

そう、私だ。熱量を失い幸せや目標を欠いている。毎日の中で平穏な生活ができているのは幸せなはず。毎日腐ってない美味しいご飯が食べられるのは幸せなはず。汚れていない清潔な服を着られるのは幸せなはず。なのに
幸福感が全くない、愚かだ。

思考停止は何も生まない。世間体と習慣に流されて生きると生きる意味すら見失う。病んではいない。熱量が極端に少なくなっている。

物理的にもそう。熱量は不思議と比例する、熱を持たないと体温は下がり体系も痩せ細る。
そして打開策を探るかのように書物を読み漁っている。

そこまでネガティブマインドではないが、数日前までのポジティブさはない。しかし、思考停止しおじさん化すると何もかも終わる。それは防ぎたいのだ。

今日も何かを見出す。







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