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「笑うマトリョーシカ」アナウンサー役、再出演、9月6日(金)の最終話
ドラマや映画などの演劇は、台本に書いてある台詞を、その場面やそれまでの背景を元に、その人物の心理状態などを理解して、表現するものだと思う。
ドラマの中に出て来るアナウンサーの、たった数行の文字の中にも、それは表れる。
まず、通常の1本の原稿と比べて、それは、頭から書いてあるものなのか?それとも、(小道具として必要最低限の情報を)途中からピックアップしたものなのか?
それによっても、喋り出しのトーンの高さや、ブレスの使い方が違う。
原稿の書き方で、大凡の見当はつくけれど、頭からなのか?途中からなのか?そのどちらも想定には入れつつ、現場(スタジオ)で、映像を見て判断する。
アニメのアテレコではないが、
喋り出しのタイミングも、Qランプは出して下さるけれど、映像で、ここかな?と見当をつける。
反応の誤差を少なくするために。
それで台詞の尺に収まれば、よっし!とニンマリほくそ笑む。
テイクツーがなければ、ものの数分の作業だが、なかなかシュールな現場だ。
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