私の競輪備忘録①②

12日は日本時間午前8時にメジャーリーグベースボール年間最優秀投手に値するサイヤング賞の発表がありました。

結果からお伝えすると全米記者投票によるサイヤング賞順位で日本人選手ではダルビッシュ有がナ・リーグの2位、前田健太がア・リーグの2位。

世界最高峰の舞台MLBで日本人選手が二人も同時にこの結果であるなら同じ日本人として誇らしく思います。

前田健太に至ってはア・リーグサイヤング賞のシェーンビーバーの成績がケイリンで例えるならオランダのハリーラブレイセンの様な怪物クラスに突出していたため大方の予想通りでしたが個人的に悔しかったのはダルビッシュ有。

ナ・リーグサイヤング賞に輝いた
トレバーバウアーとの成績は両者遜色なく接戦の末にダルビッシュ有が日本人初のサイヤング賞の栄冠を手にするものとばかり思ってましたが蓋を開けてみれば1位票30票の内、バウアーが27票。ダルビッシュが3票。

近年のサイヤング賞には勝ち星はあまり考慮されない傾向があるのは理解していたものの両者の勝利数を年間シーズン換算するとバウアーが13.5勝。ダルビッシュが21.6勝になるのであればもう少し僅差になっても良かったのではの涙の気持ち。

先立っては先日に行われた選手間投票での最優秀投手がバウアーだった事もあったなら致し方なかったのかもです。


ダルビッシュにおいてはもはや世界一の投手の領域に足を踏み入れていますし前田健太においても世界最高峰の投手にふさわしい活躍を魅せてくれた事にただただ感激のシーズンでした。


わかりやすく例えるなら世界最高峰の舞台、今年のメジャーリーグの投手部門において日本人選手が2人も5本の指に入る好成績を収めたと言えばどれほどとんでもない事かという事ですね(^_^;)



あまり報道される事も少ないですが競輪選手にも年間最優秀選手のタイトルはあります。

大体がその年のGP王者で1億円の賞金を加算した年間賞金王が選出されるケースが7〜8割方です。過去10年の最優秀選手の成績とG1タイトルを追ってみます。


2010 村上博之 賞金王 GP ダービー

2011 山口幸ニ 賞金王 GP

2012 武田豊樹 賞金3位 宮杯 競輪祭 

2013 金子貴志 賞金王 GP 親王牌 競輪祭

2014 武田豊樹 賞金王 GP オールスター

2015 新田祐大 賞金2位 ダービー オールスター

2016 村上義弘 賞金王 GP ダービー

2017 新田祐大 賞金2位 宮杯 競輪祭

2018 三谷竜生 賞金王(歴代最多賞金) GP ダービー 宮杯

2019 佐藤慎太郎 賞金王 GP


過去10年GP覇者の賞金王から最優秀選手が選出されなかったのは12.15.17年。

12年はGP優勝賞金王の村上義弘にG1タイトルが無かった事もありG1タイトル2つ優勝の武田豊樹が最優秀選手。

15.17年のGP優勝賞金王は共に浅井康太にG1タイトルが無かった事で両年G1タイトル2つの新田祐大が最優秀選手。

この傾向を考えるとGP優勝者で賞金王であってもG1タイトルがない場合は同年にG1タイトルを2つ以上の優勝者が最優秀選手なのかと思いきや...

11年の最優秀選手はG1タイトルは無かったもののGP覇者で賞金王の山口幸ニ。この年、浅井康太はオールスターに親王牌のG1タイトル2つ。

15.17年はGPを優勝するも最優秀選手は新田祐大。

不遇の男で少し気の毒な浅井康太です。

昨年のG1タイトル2つの中川誠一郎には触れないでおきます。


今年は年間出場開催全て優出中の松浦悠士が現在は賞金ランキングを独走でG1タイトルは1つ。少し離されて2位の脇本雄大がG1タイトル2つ。

両者のどちらかでGPを優勝するなら優勝した方が最優秀選手でしょうか。

脇本が競輪祭優勝なら年間G1優勝3回は97年、神山雄一郎以来の久しく見ぬ快挙。松浦がGP優勝なら競輪祭の結果次第では今年はダービーが無かったにも関わらず歴代最多賞金記録を更新の可能性もあります。


このハイレベルすぎる両者の最優秀選手賞争いに競輪祭、GPとW優勝で不遇の男、浅井康太が大逆転で最優秀選手をかっさらって行く未来を多少楽しみにしています。


そして18日からの小倉G1競輪祭を今か今かと待ちくたびれている渋沢尊です。





いつも皆さんおおきにです(._.)

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