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ライブ配信・オンライン会議のマイク選び。進化レベル0~4まで。

前回のカメラに続き、今回はマイクについて段階的なマイクの選択について自分の経験も通して得た知識をもとに書いていきたいと思います。

レベル0

最初はパソコンやスマホやカメラの内蔵マイクを使うので基本的に音声収録簡単にできます。ただすべての音を拾ってしまうためこちらの声が明瞭に聞こえなかったりするので聞く側は聞きづらいものになってしまいます。PC等のアプリや会議アプリによっては周囲のノイズを減らす機能がついているのもあるのでその場合はそれを活用するのもいいと思います。

無題

WebExでの音声の設定画面

レベル1

次のレベルは内蔵マイクではなく外部マイクをつなぎます。一番簡単でしっかり音が取れるのはピンマイクです。私も初めてのライブ配信はピンマイクを使用しました。ピンマイクは口との距離も一定に保てるので音量も安定します。おすすめはこちらです。

私もこれ最初使っていました。価格も手ごろで音質も悪くないです。

PCにこのマイクをつなぐ場合はそのままPCのマイク端子に接続するだけです。ただし、ピンマイクの端子(TRS端子)をスマホやPS4のコントローラに繋ぐ場合は変換が必要です。

私はこの変換は今でも便利に使っています。一方にマイク、一方にヘッドフォンをつなぎます。

レベル2

次のステップとしてはUSBマイクになるかなと思います。私の場合はこちらを使っていました。

こちらはその名の通り、USBでPCやPS4に接続するだけでマイクとして使えます。
このマイクはコンデンサーマイクと言われるもので感度が高いので反響音や周囲の音は拾いやすいです。それがどうしても気になる場合はダイナミックマイクの選択もありだと思います。

これであればマイク周辺の音しか拾わないので比較的声だけ録りやすくなると思います。

あとこちらはElgatoから最近発売されたUSBマイクですがマイクだけでなく付属するソフトも秀逸で配信に必要な基本的な機能を網羅しています。

レベル3

次のレベルはオーディオインターフェース用いてXLR接続のマイクになります。ここから先はこれがベストというのはなかなか難しいですが自分の例をもとに紹介していきます。まずはオーディオインターフェースですがこちらになります。

コンパクトで音質もよく値段もそこまで高くないのでオススメです。これに繋ぐXLRマイクですが私はこちらを使っていました。

わたしはこちらを選択しましたがそれ以外にも選択肢はあるかと思います。基本的には高ければ音もいいです。ただ先にも書きましたがコンデンサーマイクは感度高いのでここから先は部屋の音響も整備していく必要出てくると思います。ちなみに私は何もしていません。

レベル4

歌を歌うわけではなくボイスオーバー(話し声)を録るのであればここが終着点だと個人的には思っています。それはこちらSHURE SM7Bになります。

こちらはプロのスタジオ等でも使われているものでボイスオーバー録るならこれにしておけばずーっと使っていけると思います。こちらはダイナミックマイクですので周囲の音も拾いにくく、反響音も拾いにくいのでそういった意味でも家庭内で使いやすいと思います。ただこのマイクはゲインがかなり低いので先に紹介したオーディオインターフェースや同クラスのオーディオインターフェースでは音量が小さくて使えません。なのでゲインを上げるための機器が必要になります。

こちらはSM7Bと一緒によく使われているブースターです。ただ私はこちらをオススメします。

こちらはブーストできるだけでなくゲート、コンプレッサー、ディエッサー、EQと音の調整もできるタイプです。

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こんな感じで机下に取り付ければ場所も取りません。

海外ストリーマーの使用マイク

海外ストリーマーは常に配信環境の先端を行っているわけですがこの動画ではその調査結果が紹介されています。

この動画によると使用されているマイクの割合はこのようになります。

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やはりSHURE SM7Bが圧倒的でした。

マイク選択以外に気を付けること

音の収録はマイク選び以外に気を付けたほうがいいことがいくつかあります。

・マイクとの距離
・破裂音

まず最初にマイクとの距離ですが一概には言えないのですがコンデンサーマイクは10~15センチぐらいがいいかなと思います。ダイナミックマイクの場合はもっと近く5センチぐらいでいいと思います。
口元に持ってくるにはマイクアームなどを使うのが場所を取らずキーボードも使えるのでオススメです。

あとケアしたいのは破裂音ですね。一般的にはポップフィルターというものを付けます。マイクの中にはポップフィルター内蔵のものもあります。紹介したOriginやSM7Bは内蔵されています。あるいはマイクを45度ぐらいの横から口元狙うことで破裂音を軽減することもできます。
この辺はマイク選びと同じぐらい重要なのできをつけたいところです。

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