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OUWN is : ぶった切れるようになりたい
新型ウイルスの影響により、色々なことが通常通りにはいかなくなってしまった2020年。そんな大変な状況下の春ではありましたが、OUWNに新たなメンバーが加入しました。
OUWNについて紹介する企画 #OUWNis 。第3回目は、昨年新卒で入社した石倉史子(以下、fumi)が話します。
OUWNに入って
ー OUWNにはいつ頃から入ったんですか?
fumi : 2020年の3月から入りました。OUWNに入って、もうすぐ1年になりますね。
ー どうしてOUWNに入ろうと思ったんですか?
fumi : 率直に作品が好きでした。OUWNはやっていることがすごく幅広いというのも第一印象にあり、そこがいいなって思いました。私もいろんなものをやりたいっていう気持ちがあったので、作品を見てすごくワクワクして。
就職活動も手当たり次第に受けるっていう気持ちはなく、絶対に自分が良いと思うところに入りたいなと思っていたので、受ける時期も周りと比べると遅かったかもしれないですね。12月に応募して、2月に決まって3月から働き始めました。特急です(笑)
ー その時期まで決まっていないのは、内心ドキドキしませんか?
fumi : なんだか変に焦ってなくて(笑)。焦んなくちゃいけないんですけど、結果的にOUWNが決まったので、タイミングが良かったです。
ー 最初の頃と今で、何か印象は変わりましたか?
fumi : 最初はやっぱり、こんなに忙しいんだ!って思いましたね。
何もかも分からないので、出来事ひとつひとつに「デザイン事務所ってこういうものなのか」と感じていました。入って少し経った頃はなんだか怒濤すぎて、会社を出た時に思わず笑っちゃったくらい(笑)。
それから半年以上経って、その時よりもバタバタしてる時期もあったので、あれはまだ始まりに過ぎなかったんだなと思います。
ー 最初の頃は特に慣れるまで大変ですよね……!
OUWNの作品で、好きなものはありますか?
fumi :
自分が入る前のものからは選びきれないので…、自分も携わらせていただいたTHE SUIT COMPANYです。案出しから参加させてもらったのですが、自分のアイデアが一部でも反映されていると、すごく嬉しかった。
自分が関わったんだ、作ったんだって言えるのは、すごくドキドキしました。
CL : THE SUIT COMPANY
ブランド誕生から20周年を迎えた「ザ・スーツカンパニー」のテレビCM「オフィスカジュアル化はじまる」。CMキャラクターにはタレントの窪塚愛流を起用し、7人の若手ビジネスパーソンがスニーカーやカットソーなどを取り入れたスタイルでオフィスに向かう通勤風景を描いている。(2020)
ー 手を動かすよりも、考える方が好きですか?
fumi : アイデア出しは好きです!デザインはまだまだなので、今はとにかくデザインがうまくなりたいです。とにかく、とにかく、です。早く。(笑)
ー 心意気がすごいですね(笑)!
fumi : 入社してより一層、案件が幅広いなと実感しているのですが、石黒さんと出井さんがそれを柔軟にこなしていってるのが本当にすごいです。
たくさん手を動かして、細かいところまで凝っているけど、難なくこなしている感じがする。軽々と飛び越えてる感じがして、それがすごくかっこいいんです。
ー 石黒さんも出井さんも、あまりその忙しさが表に出ない感じがします。いつも清潔感があるというか…
fumi : いや、そうなんです。あれは何でなのか不思議です。
私はこの間、口内炎がたくさんできて。体はすごい正直なんだなって思いました(笑)。クオリティはもちろん、体調管理もデザイナーの仕事の重要なひとつなので、状況判断や進行管理も学生とはレベルが違い、磨きがかかってきたと思います。
ー 社会人になると、日々の自己管理が本当に大切ですよね。
OUWNのここが好き
ー 仕事以外でOUWNの好きな部分ってありますか?
fumi : 日常の中で切り替えをうまくしているところです。忙しい日々を回していけるのは、環境づくりだったり、日常の工夫なのかなって。
部屋は綺麗に整理整頓されているし、べランダでは野菜が元気に育っていて、石黒さんが料理を作ってくれたり、かびちゃん(猫)がストーブの前で寝ていたり。
それが、遠からずデザインに繋がっている気がします。
その反面で、作業量の多さに最初はびっくりしましたが、石黒さんと出井さんが仕事をぶった切っていく感じがすごいんです。
ー ぶった切る ??(笑)
fumi : 目の前にある仕事を限りある時間の中で、丁寧にぶった切っていくイメージです。案件によって切り方は様々なんですけど、いくつも型を持っていて、それを器用に使いこなしている。
クリエイティブの細かいところまで妥協がないし、臨機応変な立ち回りだったり、仕事への向き合い方を見ていて、いつもかっこいいな〜と思っています。
fumi / ぶった切りの再現。
ー なるほど。(やや鬼滅を感じるな…)石倉さんも、ぶった切れそうですか?
fumi : ぶった切れなきゃいけないな、とは思います…!
2人の立ち回りや技術をしっかり吸収して、ここぞというときに切り替えて、スピード感についていく。健康には気をつけつつ、頑張りたいです。
ー 健康第一で!
今後こういう仕事がしたい!っていうものはありますか?
fumi :(しっかり考える)
それこそKUMON(聞き手の星がデザイナーとして参加)みたいな作品をできるようになりたいです。いろんな情報を入れつつ、整理して、且つかわいくて。すごく難しそうですが、できるようになりたいですね。
CL : KUMON PUBLISHING
「できた!がいっぱい夏ドリル」の、3さい・4さい・5さいの特別版をデザイン。 細部のイラストもOUWNが制作し、 トータルディレクションを担当。(2019)
(イラストはnoteの聞き手、星も制作に携わらせていただきました)
あとはいろんな人に見てもらえるものだと思うので、ファッションビルの広告もやりたいです。最近のスクランブルスクエアも素敵だなって思います。
ー では最後に… 石黒さんに何か一言お願いします!
fumi : デザインが上手くなれるよう、頑張ります!
あ、あと…
私だけでなくみんなもう少したくさん寝て、おいしい料理いっぱい作ってくれたら、嬉しいです(笑)
ー 宿みたいな(笑)。みんな元気に過ごしてください!
fumi : それが一番ですね。ありがとうございました!
Profile
石倉 史子(Fumiko Ishikura)
Instagram : @fumiko_ishikura
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聞き手 ・ 執筆 : 星成美