長崎旅行に行ってきた〜「#おすすめまりん」を巡る旅〜 その②
今回のが長すぎて、前回区切るところ間違えたなぁとなっています✂️
五島うどん
五島椿園でいっぱい歩いた後はお昼ごはんを食べに車を走らせることに。
せっかくだから有名なものが食べたいな〜と思って事前に調べてたのですが、新鮮な海鮮もあれば五島牛や五島豚といったお肉も有名らしくて逆にお手上げ状態。
そんな中気になったのが五島うどん!
真琳ちゃんきっかけで足を運んだならこれを一番最初の五島グルメにすべきでは…?と思い、お昼ごはんはうどんを食べることにしました(真琳ちゃんは釜揚げうどんが好きなので)。
やってきたのは「おっどん亭」。五島椿園から車で15分ほど。
ここで「地獄炊きうどん」をいただきました。
だそうです。
食券を買って座って待っているとカセットコンロと一緒に鍋が!
食べ方として「①そのまま何もつけずに」「②あごだしに浸して」「③溶いた卵に醤油を垂らしてその中に潜らせて」の3パターンが紹介してありました。
薬味としてねぎと鰹節もついてた。
最初に何もつけずに食べるのを推奨しているところが推せますね(?)
五島うどんは断面が丸くて細くて、普段食べている断面四角の太めでもちもちした麺とギャップを感じました。するりと食べやすくて優しい印象。
うどんももちろん美味しかったんですが、いちばん驚いたのがあごだしの美味しさ!
あご(トビウオ)は五島で獲れる魚らしくて、あごだしはうどんと合わせるのがポピュラーなよう。
だしの優しくて深みのある風味が鼻に抜けるのが幸せすぎました。
美味しすぎて全部飲んだ。
飲食スペースの隣には売店もあって、うどんはもちろん五島のお土産物もたくさん置いてました。充実。
教会とステンドグラス巡り
お腹も膨れたぞ!ということでここからは本格的にドライブのターン!
真琳ちゃんが少し前に長崎の有名なものBEST3をインタビューで公開してくれていて、その中に教会のステンドグラスがあったんですね。
確かラジオでもステンドグラスのお話をしてくれていたなぁ、ということを思い出し、今回の旅程に組み込むことにしました。
どこの、というのは言及がなかったこと、福江島にはたくさん教会があることでどこに行こうかとっても迷ったのですが…。
事前に買った長崎のガイド本を参考に3箇所回ることにしました。
台湾旅行の時から私はガイド本はるるぶ推しです。王道!
堂崎天主堂
車を15分ほど走らせてまず最初に向かったのが堂崎天主堂。
ガイド本の他、観光案内サイトでもよく取り上げられている印象だったので行ってみました。
禁教令が解かれた後、五島キリシタン復活の拠点となった教会らしいです。
少し手前に車を停めて、徒歩で教会まで向かいます。
外観はとってもかわいい色味のレンガ造り。
拝観料を支払うと中に入れるとのお話だったので行ってみたのですが、堂内は資料館になっていました。
他に人がいなかったこともあり、歩く時に響く床の軋む音にも歴史を感じてつい息を潜めてしまうほど。
展示された写真は今通ってきたばかりの教会周辺で活動している人の様子を写しているものも多く、まさにここでキリシタンの方が生活していたんだなぁと思うと不思議な感覚に陥りました。
写っている人の名前が書いてある写真や、様々な材質で作られたロザリオが手の届くところに展示してあって、遠い昔の資料と言うよりは少し前の時代の活動記録を見ているような…。
一般的な歴史の授業でしかキリシタンのことを知らない私。
内容は想像よりも身近に感じることが出来て、そのギャップがとても新鮮でした。
あと建物の一番奥、中央に座したパイプオルガン(多分)越し、高い位置にあったステンドグラスがとても綺麗で…。
ついその場に膝をついてしまいそうになるオーラがありました。
堂内は撮影禁止だったのですが、写真が撮れていたとしてもあの雰囲気は持って帰って来れないだろうな…。
駐車場に戻る途中、教会までの道中ですごく可愛い建物があったことを思い出す私。
調べてみたところ洋菓子屋さんのようで、堂崎マドレーヌが有名だとか。
おやつにはかんころ餅(後述)を食べる予定があったので一度は通り過ぎたのですが、せっかくここまで来たんだし、おやつじゃなくても夜食にすればいいよなぁと思ってUターン(笑)。
中はこじんまりしているのですが沢山の洋菓子がひしめき合っていてびっくりしました。
噂の堂崎マドレーヌは種類が豊富でどれを買うか迷いましたが、王道のプレーンと抹茶で。
真琳ちゃんが抹茶好きなイメージがあるので、こういう時に抹茶をよく選ぶようになってしまいました。あるある。
お会計の時に店主さんが話しかけてくれてとっても嬉しかったです(小並)。
「数時間前に五島に来たばっかりだけどすごい良いところで〜」って話をしたら「でしょう!」ってすごく素敵な笑顔で応えて下さったのが印象的でした。
その反応が嬉しすぎて「週3くらいで来たいくらいです」って返した。
よく分からない加減に後からじわじわ来てたけれど、帰ってきて数週間経った今、休みのたびに行きたいなぁとなっているのであながち的外れでもなかったかもしれない。
癒し効果がすごいんだよな福江島…。
カトリック水ノ浦教会
堂崎天主堂から車で30分。
ガイドブックで見た写真がすっごく綺麗だったのと、その写真の構図が真琳ちゃんが昔描いた五島の絵と似ている気がしたので、ご縁を感じて目的地に。
堂崎天主堂は、なんていうんだろう、観光地感というか…。
この先にあるんだな!って感じが車を走らせるとあったのですが、水ノ浦教会は町の中にあってより身近さを感じました。
駐車場に着いた時、「こういう感じの駐車場があるお寺知ってるぞ」って感じ(伝わって)。
教会は丘の上にあり、真っ白な外観がとっても綺麗。
正面に扉が三つあって、真ん中の扉にこちらから的なことが書いてあった記憶。
ということはこのまま普通に入っていっていいの…?
さっき行ったところは拝観料があったけど…?と靴をスリッパに履き替えてビビりながら扉を開く。
中が資料館になっていた堂崎天主堂とは異なり、綺麗に並べられた椅子や所々点在する小物たちが、今もミサなどで使われている教会なんだということを教えてくれました。
中央の入り口から入ってすぐのスペースだけがビニールのような透明なパーテーションで隔てられていて、実際に行事などを行うスペースには入れないのですが…。
ただこの仕切りが向こう側の空気の荘厳さを際立てているような気がして、私はしばらくその場に立ち尽くしていました。誰もいなくてよかったね。
耳に痛いほどの静けさとステンドグラスを通して差し込む陽の光が、もうなんだか別世界に来ているかのような感覚…。
その神秘的な雰囲気に、何度も「そろそろ帰ろうかな」と思うのに足が全然動きませんでした。
自然ともっとここにいたいと思ってしまうというか。ずっといれてしまう。
中は外観と同じく白基調で、なんだかまあるい可愛い感じだった記憶。
壁が白いからあたりがより明るく感じて雰囲気あるように見えたのもありそう。
重ねてになりますが静けさから来る圧と没入感が本当にすごくて…。
この世にある音が自分の呼吸と心音だけなんじゃないかって錯覚するレベル。
静寂が痛いってこういうこと言うんだなって思った。
今でも思い出すと背筋が伸びます。
この体験ができたかどうかは天気や他に人がいるかどうかも大事だった気がするので、あの日あの時間に行ってよかったなぁと思います。
ちなみに中に献金箱がありました。安心。
ガイドブックで見たのと同じ画角で写真が撮りたくて、建物の裏側にも行きました。
だけどどこまで立ち入って良いかが分からず少し控えめに…。
雲がない日だったらもっと景色のコントラストが綺麗に映りそう!
辺りの散策も済ませて、駐車場に戻って次の目的地へ。
余談ですが、ドライブのお供にコーヒーが欲しくなり次の目的地までの道中でコンビニに寄りました。
福江島、めちゃくちゃローソンが多い。ローソンしか見ない。
ローソンのカフェラテ美味しくて好きです。
堂島マドレーヌはこの辺りのタイミングでお腹に消えました。夜食とは…?
カトリック貝津教会
ステンドグラス見たいならここ!みたいな教会ないのかな〜と思って調べていたらヒットしたのが貝津教会。
水ノ浦教会からは車で15分ほど。
水ノ浦教会が堂崎天主堂より身近な感じがする、というのは先ほど書きましたが、貝津教会はさらに生活の一部に溶け込んでいるような感じの立地と風貌でした。
地域の公民館に似ている雰囲気を感じる。
正面に三つある入り口はどこからでも入れるようになっていて、ここも入り口から少し進んだ当たりで仕切りがしてありました。
西日が深く差し込む夕方が、ステンドグラスを見るのにはおすすめの時間帯らしい。
旅程の都合上、私が行ったのはまだ日の落ちていない15時くらいでしたが、それでも十分綺麗でした。
でももし次行く機会があるとしたらやっぱり夕方に行ってみたいなぁ。
ステンドグラスを通して床に落ちる赤や青、緑の光が素朴な木造の建物と相まって、とても温かい、穏やかな印象を与えてくれます。
そしてやっぱり堂内はとっても静かで、その場に立っていると心が洗われるよう。
例の如く中は撮影禁止なのですが、看板に写真が。
ステンドグラスって日常生活であまり見ることはない気がするのですが、すごいきらきらしていて眩しくていいなぁ、と思いました。
小さい頃にお母さんとよく行っていた百貨店の入り口にめちゃくちゃ大きいステンドグラスがあって、幼少期の私はそこがお気に入りスポットで首が痛くなってもずっと見上げていたなぁっていう古の記憶を思い出したり。
懐かしい気持ちになったところで教会巡りはおしまい!
高浜海水浴場
ホテルに戻る前に、貝津教会からすぐの海水浴場に寄りました。
というのも、ここまでずっと海沿いの道を車で走りながら移動していたのですがロケーションが最高すぎて…!
ドライブ好きもそうじゃない人も一度は走ってみて欲しい…。
私は乗れないけれどバイクとかめちゃくちゃテンション上がるだろうなって思います。
木々の緑や海の青が本当に綺麗だし、風はめちゃくちゃ爽やか。
車に乗っているのに「静かだなぁ」って感じるのがとっても不思議、だけどすごく気持ちがいい。
同行者がいたら「動画撮って!」みたいなこともできるのですが、あいにく今回は一人旅なのでどこかに車を停めてこの景色を満喫したいなぁと思ったわけです。
なんか写真じゃ全然伝わらないんですけどすっごく広大で!
海の向こうから吹いてくる風を浴びたとき「めちゃくちゃバケーションしてるな」って感情になりました(?)。
波の音と相まって癒し効果がすごすぎる。
海無し県出身なので海にすごい憧れがあるんですよねぇ。
水がいっぱいあるところ見るとテンションが上がります。
泳げはしないんですけど…。
海水浴場に向かうための階段に腰掛けて、しばらくぼーっとしてました。
心のデトックスしてる感覚。
ここで撮った波の動画を今でもたまに見返します。
かんころ餅
真琳ちゃんのブログで読んで「絶対美味しいやつ…」と思っていたかんころ餅。
(このブログのゆうまりん可愛すぎないか…。)
一度ふるさと納税で手に入れて食べたことはあるのですが、本場が五島ということで。
せっかく来たからにはやっぱりおやつはどうしてもこれが食べたい!!
ただ、買えるところはあってもなかなかその場で食べられるところは少ないみたいで…(探し方が上手じゃなかっただけかもしれない。笑)。
調べて見つけたカフェ併設の特産品ショップに向かいます。
高浜海水浴場からは約30分。
市街地に戻ってくるような形で車を走らせます。
お店に入って手前側がショップ、奥がカフェコーナー。
注文するところが分からなかったので店員さんに聞いたところ、ショップと同じレジで大丈夫みたい。
リゾート感がある客席はいろんなタイプがあり、カウンター席には電源もありました。
めちゃくちゃ助かる〜〜〜!(即充電)
かんころ餅で検索をかけると網で焼いてある写真がよく出てきますが、こちらは鉄板スタイル。
三色のかんころ餅がめちゃくちゃかわいい。
焼き加減は自分で調節できるのですが、油断すると鉄板に餅が張り付いてしまうので要注意!
焼き目がつくともう引っ付かないので、それまでこまめにひっくり返してあげたらうまくいきました。
芋本来の甘味がすごい際立っていて、もちもちした食感と一緒に楽しめるのがとっても至福。
相性ぴったりのバターの風味がするソース?も付いてきて味変できるのも推せます。
どれも美味しかったけど私は王道のプレーン派かも。
食べ終わったらショップでお土産を物色。
芋を使ったもの以外も、レトルトカレーやスープはもちろん、椿を使った化粧品類や五島をイメージしたグッズまで、取り扱いの種類がとっても豊富。
空港に着いてすぐレンタカーを借りに行ってしまったので、お土産をどこで調達しようか迷っていましたがここでしっかり調達できました。
つばきファクトリーのコンサートに一緒にいつも一緒にいく友人たちに椿絡みのお土産を買いたくて探していたら、唯一椿がひらがな表記の入浴剤を発見。
これだ!と思って連絡をとったのですが、まさかの全員シャワー派(笑)。
お土産は別日に別のものを用意しました。
現代社会人はみんな忙しいね…。
1日目終了
ホテルへ
やりたいことは全部やったぞ!ということでホテルに向かいます。
車移動だと荷物ホテルに預けなきゃ〜とかがなくて良いですね。
お世話になったのはこちらのホテル。
正直名前で決めたのですが(笑)。
すっっごくいいお宿でした!
次また福江島に来た時もここに泊まりたいなぁと思わせてもらえるホテル。
福江港のすぐそばなので、フェリーで来る場合でもアクセスは問題なし!
私は三半規管があまり強くないのできっとまた飛行機ですが…。
駐車場はホテルのすぐ前に8台あるので車でも安心。
部屋もとっても綺麗で、個人的には青を貴重にした雰囲気だったところがすごくテンション上がりました(真琳ちゃんのメンバーカラーはロイヤルブルー)。
夕飯は海の幸を
ひとりの食事になかなか時間とお金を使えないタイプなので、旅行先でも平気でコンビニご飯で済ませがちなタイプなのですが…。
ここまできてそれは流石に勿体無いでしょ…、と思ってホテルのすぐ裏にあるお鮨屋さんへ。
ここがもう本当にいいお店だった!!!
お寿司やお魚の美味しさやコスパ満点の価格設定にも驚くばかりなのですが、大将と奥様の人柄が本当に温かくて…。
晩酌セットでさくっと夕飯済ませてホテルに戻ろうと思っていたのに、居心地が良すぎて帰るのが名残惜しくなり追加でついお酒を頼んでしまう…。
そろそろ、と思って席を立ったのに後から来た常連さんに混ぜてもらってまた飲み直すというはっちゃけぶり…。
お母さまから五島の椿の話を聞いたり、常連さんから福江島の見どころも聞いたのでまた絶対に来たいなぁと思うばかり。
大将は私が今住んでいるところにお詳しくて(娘さんが近くに住んでるらしい)、まさかの私の身近なところのお話に花を咲かせてくださいました。
とってもいいお店だったので今度は誰かと来たい気持ちでいっぱい。
旅行先ってその土地の美味しいものや観光名所で感じたこともすごく思い出になるけれど、そこで出会う人でその土地のイメージって残ったりするよなぁと思っていて…。
福江島って本当に素敵なところだなぁという思いを抱えて、ホテルに戻ったら即寝でした。
満足すぎる1日目がこれにて終了。
1日目からこんなに充実していていいの〜!?
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