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フェルミ推定でいかに思考力が鍛えられるか?

最近、フェルミ推定にハマっています。
思考力を鍛えるにはもってこいなのがこのフェルミ推定。

フェルミ推定とは、未知の数値を自分の知識とロジックでそれっぽく推定する思考法です。

ハマるきっかけは高松智史さんの著書を読んだことでした。
就活生の頃に取り組んで以来、距離を置いていたフェルミ推定。
改めてその面白さに気づきました。

毎日のようにフェルミ推定にとりくんでいるのですが、それを通じた学びをまとめてみたいと思います。

①解像度の高い想像力が身につく
物事を考えるにあたっては、まずは、とにかく具体的に言語化して考えることが基礎になります。フェルミ推定を行うには、推定の対象となるものや、その周辺情報を具体的に捉える必要があります。バリューチェーンや、業務プロセス等を具体的に検討していく過程で、具体的にイメージする力が鍛えられます。

②具体と抽象の切り替えスピードが上がる
フェルミ推定の際には、抽象的な因数分解から始まり、それをどんどんと細かく分解していくことが基本的な流れになります。この手順においては、抽象的な因数分解と、具体的な分解は、行きつ戻りつをしながら、適当な形へ修正することが求められます。その試行錯誤を通じて、具体と抽象のレベルをスピーディに切り替える力の向上が期待できます。

③定量的に思考する習慣がつく
こちらは言わずもがな。なんとなくの定性的なイメージで語るに終始せず、数値に落とし込んで考える力が高まります。定量化することで、影響度を目算が立ったり、優先度を考える判断材料にもなります。また、周囲の人を説得する際にも、この力が有効に働くはずです。

ざっくり現時点で実感している学びを整理してみました。

思考力を底上げしたい方はぜひフェルミ推定に取り組んでみてください!
前述の高松さんの著書がおすすめです。

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