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スノーボード卒業しようかっていう話

 ウインタースポーツ!なんてカッコ良い響き!!何気に私、20代前半の頃からスノーボードを趣味としており(ました)…

 (ました)という表現が物悲しいのはなんでかしら。実はここ10年近く、まともにスノーボードしに出かけることが出来ていないのであります。理由は様々なのだが、大きな理由は以下の点。

・出かけられるタイミングで雪が積もっていない
・それなりに高いリフト代に見合うほど、スノボしまくる体力がなくなった
・怪我が怖くなる年齢になってしまった

…という感じであります。
え!?そんな理由で??とは思わないで頂きたい。どれも結構切実な理由なのですよ。


 まずは根本的な点。休みの日に限って雪がない!何度イライラしたことか。そして年齢とともにゲレンデに向き合う自分自身のメンタルが中途半端になってきたことを痛感。それなりに高いリフト料金を払いながらも、、若い頃のようにリフトを最大限に活用しながら滑ることを満喫できる体力がなくなってきたのだ。そしてトドメは、骨折などの怪我への不安。思い返してみると、若い頃は怪我上等というか、危険を顧みず楽しんでいたのが、徐々にスピードへの恐怖とも異なる「骨を折って職場に迷惑をかけたらどうしよう」というような周囲への不安を感じるようになってしまった。

 かくして、私は確実にゲレンデから遠ざかっていった。一応、先に言っておくと若い頃はスノボが大好きだったので年末の年越しカウントダウンイベントなども満喫していたし、ナイター営業なども積極的に楽しんでいた。リフトのてっぺんから観る雪山の景色が大好きだったし、友人の車に同乗し、運転をしなくて大丈夫な日は懐に忍ばせたウイスキーの小瓶をゲレンデ途中の休憩地点でクイッと飲むのも素敵な時間だった。

 若かりし頃に当時、感じていたのは「こんなスノボライフがゆったり続くんだろな」ということ。だが、実際は経済面や天候面や色々なところで徐々にスキー場から遠のいていったのである。

 そして今年、夫婦で話し合った結果…おそらくスノボに行くことはほぼほぼないであろうという結論に達したのであります。

 不思議なことに私はこの件について残念ともくやしいとも思わなかった。もしかすると、体の中で「そろそろムリするなよ」と教えてくれたのかもしれない。当然、真偽の程は不明だが、趣味というものは年齢と共に変化するのも至極当然である。これまでのスノボの楽しい思い出と共に、これからは年齢に沿った新しい趣味を広げたい。そう思った。

               ではではTo be continued……

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