【散文詩】自責と他責の循環

どちらが悪いなんて
煽って煽りあうの
続けるための儀式だなんて
嫌気のさす繰り返し

嫌悪といとしさは
反復のレガートが
境界線を滲ませ溶ける
気化する想い合うことばが弾ける

自己陶酔の棄却に濡れ手に刃物は危険です