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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿204

第203回から続く



TGAの再構築、これ非常に注目すべき点です。


僕の場合は、この寄稿で述べてきた通り、もともと、TGAからのドローダウンが、6月30日まで続くという試算モデルを大事にしてきましたので、まあ、少なくともこの間は、QT効果は相殺されるのかなーっと、考えてきまして。

それで、TGAの再構築に関して、リバースレポに行っている
お金、マネーマーケットファンドが、リバースレポとUSトレジャリーと、より高い利回りを求めて実際にどう比較していくかというところ。

僕はこの寄稿でTGAの再構築に関して流動性が吸い上げられ、差し引きネットでタイト、ネガティブになるところ、QT丸被りになるところが売りの狙い目だとずっと思ってきました。

ここにきて、
強烈に流動性が吸い上げられるという意見と、それとは正反対にTGAの再構築こそがリスクアセットのバブルを作るという、しかるべき、アメリカの専門家の意見も良く聞き、良く読みました。まあ、その上で、僕は単に、マネーマーケットファンドが、リバースレポとUSトレジャリーと、より高い利回りを求めて実際にどう比較し、資金がどうシフトするのか、ネットで実際にタイトになるのかどうか、ネガティブな働きになるのかどうかということだと思ってます。どうするにしても、それを良く観察してからの行動だと思ってます。

繰り返しになりますが、6月初旬でTGAからのドローダウンが止むのかと思いきや6月30日目処の試算モデルと遭遇して。

結果で見たら、売り目線だった僕はこの試算モデルと遭遇できてホントよかったです。SP500で、4100レベルとかを売っていたら、今頃、即死ですね(笑)。僕の場合は、価格じゃなくて、インデックスのレベルとかじゃなくて、その時、時、こそが大事だと思い、この寄稿でそう述べ続けてきました。

あとずれしながら、どうなっていくのか。

僕個人は、喪中につき、何もしていませんし、できません。
そんな中で、日々、観察だけは継続しています。

いつものように?外れてますね(笑)


ウォール街で名のある人達がいろいろ予想をいつものように出していますが、いつものように?外れてますね(笑)。予想なんて、外れるもんだし、そもそも、あてにはしていません、僕の場合は。伝説のファンドマネージャー、ピーター リンチ氏がおっしゃるように、事実とデータでやり取りして。それで、どうするか、って、事だと思ってます。

今日まで過去52日間、いつもの東京とは異なる場所で、生活しました。様々な新しい発見がありました。今日、いったん東京へ戻ります。また、来月中旬以降から8月にかけてこの場所に滞在しなければなりません。今の僕にとっては、マーケットよりも、亡き実父を弔うことに主眼があることは紛れもない事実です。

そんな中で、マーケットに対する観察だけは、これは日々、コツコツ継続しています。それで、思い付くことが出てきたら、速やかに寄稿します。


クリーブランド連銀の向こう10年のインフレ期待、5月は、2.16から1.66に


下がってましたね。明らかにディスインフレの兆候でしょ。ハッキリとここ、この数字にでていますね。過去の寄稿で何度も述べましたが、M2の供給は強烈に絞られています。今、サイクルということを考えるなら、インフレのサイクル、うんちゃら、かんちゃら、ではなくて、デフレのサイクルを再認識しておく時ですね。

読者の皆様におかれましては、まことしやかな予想なんて外れてることも多いですし、誰がどう言った、こう言ったなんていうウォール街で実際に誰からも相手にされないような話、ウォール街で誰もそんなこと意識さえしていないような話、はたまた、喋り手や書き手の主張ありきの、タイミングがしるされていない、どちらか一辺倒のコメントに、今こそ、このTGAの再構築が始まっているときですから、踊らされる事くれぐれもなきよう、心より願っております。

SP500のフェアバリュー、4100くらい


それで、今、僕が肝に命じていることは、SP500のフェアバリュー、って、4100くらいということです。これを頭に入れて、観察だけしています。




第205回へ続く




最後に …
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私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
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アウトライヤー
より。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。
🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
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③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。

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