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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿237
第236回から続く
アップル、”今年に入って初めて壊れましたね。”
ブルームバーグ記事の引用です。
・「米雇用統計、7月の非農業部門雇用者数は18.7万人増-失業率3.5%」
・「アップル時価総額、一時3兆ドル割れ-「減速浮き彫り」の指摘も」
・「FRB当局者2人、労働市場は減速-高金利維持の期間に議論シフトを」
アップルは、2023年に入って初めてのことになりますが、チャート上の上昇トレンドラインから下抜けして、上昇トレンドラインが、壊れましたね。代表銘柄のひとつの上昇トレンドラインが、”今年に入って初めて壊れましたね。”
![](https://assets.st-note.com/img/1691180990925-PIfWgKXx4i.png?width=1200)
米ガソリン平均価格、現在、2022年10月以来、最も高い水準
こちらは、ブルームバーグのLisa Abramowiczさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。
Lisa Abramowiczさんからの引用~米ガソリン平均価格、現在、2022年10月以来、最も高い水準にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1691180478797-AJgGNzdUAl.png?width=1200)
Average US gasoline prices are now at the highest levels since October 2022. pic.twitter.com/st8Sklr23p
— Lisa Abramowicz (@lisaabramowicz1) August 4, 2023
インフレがぶり返しさえする
もうひとつ、ブルームバーグのLisa Abramowiczさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。
Lisa Abramowiczさんからの引用~クリーブランド連銀の予測によると、CPI(米消費者物価指数)のインフレ率、ガソリン価格の高騰もあり、前月比で再び上昇しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1691180526767-yHqHEdoD4t.png?width=1200)
Consumer price inflation is creeping higher again on a month-over-month basis, driven in part by higher gas prices, according to the Cleveland Fed's forecast. pic.twitter.com/i8biewBAE2
— Lisa Abramowicz (@lisaabramowicz1) August 4, 2023
僕は、第234回寄稿で、”クリーブランド連銀のInflation Nowcastingを引用して、”オイル価格の影響が大きいと思われますが、この数字を見る限り、インフレがぶり返しさえするのかというような事を連想させられました。”と述べました。
雇用統計の発表を見ましても、賃金の伸び、再加速。そして、ガソリン価格の高騰。
・「サマーズ氏、インフレ再加速のリスクを警戒-賃金の伸び高過ぎる」~ブルームバーグ記事からの引用です。
7月のCPI、来週木曜日8月10日
7月のCPI、来週木曜日8月10日ですね。よく見てみましょう。
日曜日と月曜日の寄稿につきましては基本お休みとさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。
僕がショートしたのは、8月という「時」
P.S.(追伸)
アメリカの専門家のご意見を拝聴していて。
これまでの寄稿で述べてきました通り、
・いや、これはベアーマーケットラリーの終局だ、という人
と
・いや、これは新しいブルマーケットの始まりだという人。
どうのこうのは抜きにして、今年これまでは、後者が述べてきたことが当たってきました。だから、後者の見方、分析を注視、耳を傾けてきました。
100%こうだ、なんて言いきれません。僕がショートしたのは、8月という「時」、少なくとも8月初旬から、長くてもジャクソンホールまでくらいの期間を意識してのことです。ジャクソンホール、9月のFOMC、それぞれ約1か月弱単位の期間として、分けて考えています。
まあ、賃金の伸び、再加速。そして、ガソリン価格の高騰、ちまたで言われているこれらの”再加速ストーリー”だろうが、ベアーマーケットラリーの終局だ、だろうが、これは新しいブルマーケットの始まりだ、だろうが、理由が何であれ、理由なんてどうでもいいので(笑)、行動した以上、下がってくれることを願っているだけです(笑)。
第231回の寄稿で、目線とインデックスのレベルをまずは明記した時、この第231回の寄稿の中に、僕の見方というものを記しました。どうぞ、こちらもご覧になっていただけましたら。
![](https://assets.st-note.com/img/1691181740174-ZmQmn5xdZd.png?width=1200)
第238回へ続く
最後に …
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第1回~第137回
私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
OUTLIERは素敵な商品です
OUTLIER 「相乗的にパフォーマンスを高める食品と栄養素を集約。」
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アウトライヤーより。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。
🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
②投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません。
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。
④『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。