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ローコード選定の判断基準と心構え

どうも。あうとです
ローコードを比較検討したときの何を考えて検討してたかの心構えの話です


なぜローコードを探していたか

レガシー企業のコーポレート IT 部門あるあるだと思いますが、以下のような状況になっていました

  • 10年以上前に作られたマクロ、ACCESS が多く存在している

  • 担当も異動しており、仕様書を知っている人がほぼいない

  • サイロ化されており、共通化、標準化がなされていない

これらの課題を解決するためにローコードを探していました

どのように選定したか

以下の2パターンで製品比較。ほぼ5〜10製品はトライアルを実施

  1. ガートナーのマジック・クアドラント(MQ)をリーダー製品を確認

  2. IT トレンド、IT レビューなど日本市場の製品も確認

最終的に本格的に、検討したローコードは以下の様なものです

  • Power Apps

  • AppSheet

  • OutSystems

  • Mendix

判断基準と心構え

結局ローコードのリーダー格の製品選定が中心になりましたが、判断基準はほとんどこちらの記事に記載されていることが理由です

その他、以下あたりが検討に当たって考えていた心構えです。導入の理由をしっかり考えていけばいずれと適切なしくみが見つかると思います

どのシステムを対象にするのか

システムを小〜大で分類し、ローコードを対象とするシステムのイメージを付けた

どういった用途で使うのか

  • 小規模システムの刷新による技術的負債の対応

  • 中長期的に可能なら中〜大規模システムを行いコストの削減

  • DX 課題の解消のためのプロトタイピング

誰が開発するのか

  • 社内にいる数人の IT エンジニア

  • 育成対象の非 IT エンジニア

何の課題を解決するのか

  • 個別最適なシステム(サイロ化)から全体最適なシステムへ

このあたりの軸がしっかりしていないと、ローコードによってお金のかなり方などが異なってきますので、検討の沼にハマる気がします



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