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【エッセイ】変われ、いい加減と思う心と現実に...
こんにちは、レンです。
圧倒的弱者な僕ですが、それでも矜持がある。
要らない矜持だけをもって、それを無駄に振りかざして。
それを守ることで、自分を正当化している面倒な存在。
どうも、糞やろうな執筆者、レンです。
今日は、「何を差し出して執筆するのか」というお話。
私生活で誰もが自分を切り貼りして、切り売りしている。
そんな時代に生まれ不幸だと思う前に、嘆く前に。
やることは沢山あるんだけどさ。
でも、「矜持」だけが膨らんでいって何もできなくなる。
そんな事ってないかな?
僕は今日、それを改めて自覚して今この記事を執筆している。
小説を書いている時も、エッセイを書いている時も。
表現には細心の注意を払って、無駄に難しい表現と回りくどい言葉を使うようにしている。そのおかげか、僕のkindleって既に数人のファンがいるっていう驚き。
でも、僕はkindleの宣伝をマジで本当にほとんどしない。
noteで紹介するときも、出版して誰かに読まれてから「そういえばねぇ」って感じで紹介する。これを、世間では馬鹿という。
書いたんなら、全力で媚びるべきだ。もっとnoteで大々的にアピールして、肩書も「エッセイスト」ではなく「kindle作家」にした方が良い。noteに紐づいているXなんて、殆ど更新していない。
繰り返し言おう、こういう人間を、「無能」というんだ。
間違えた、馬鹿だった。
なぜ僕は販促ページを作らないのか。ベストセラー作家を目指さないのか。
それは単純で、「ビジネス世界が嫌い」だからだ。嫌だよね、本当に。
というのも、僕はバイクやキャンプに関する内容で昔無料部門1位を取ったことがある。正直、ビジネスロジックを全力で活用すると、1位もベストセラーもちょろい。そして、人気ワードの上位はインフルエンサーの電子書籍でない限り、基本的に「そういった人の本」であふれている。
さて、ここで問題だ。そんな「ビジネスありきの本」と、「泣きながら書いた一冊」はどっちが重いだろうか?
僕は「後者」だと思ってしまうタイプ。10人に1人刺さればうれしい。でも、ビジネス派は1000人で100人に刺さればいい。確率論的には一緒かもしれないけど、ちょっと違うと僕は思っている。
で、売れてもいない僕がそんな「10人の為に」なんて言ってもさ。そもそも見つけてもらえないわけで。しかも、超ニッチジャンルだよ?当たり前だけど、読まれないよね。
好き嫌いなんて、成果が出ないと語れないんだけど。
僕は、それ以前の段階の癖してこうして、矜持を優先する。先に、悪魔に魂を売るべきなんだよ。馬鹿め。
そう思いながら、僕は今日も小説を書いている。依頼されたエッセイを仕上げて、満足げにほほ笑む。入稿したエッセイを見て微笑み、0の並ぶkindleページで悲しみ、1が付くとニンマリと笑う。
そんな日々が、僕らしくて。やっぱり嫌いになれなくて。
変わりたいって思えないから、生きづらいんだろうなぁ。
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