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京都一周トレイルに行った時の参考記録など

どうもこんにちは、レイです。
今回は、「京都一周トレイル」をテーマに実際に歩いてみた感想をお届けしていこうかなと思います。

京都一周トレイルとは何ぞや?という方は、下記サイトを参考にしてください。簡単に言うと、京都市の周りの山々を歩くだけです。

京都一周トレイルの難易度

京都一周トレイルの難易度は比較的軽めです。登山初心者でも容易に回れますし、実際に歩いていると多くの方が日帰りで楽しんでいました。僕は諸事情で、全行程をルート外れなしで行う必要があったので、今回はハードモードでした。

京都一周トレイルの難易度が低い理由は、補給地点とエスケープルートの多さにあります。体力が切れても、足が動かなくなっても、安心です。通行量が多く、京都市を囲っている山々を歩くので、町までも近いです。

東山ルートでは、比叡山までを歩いていきます。このルートは特に人が多く、エスケープルートも多いです。初心者向けと言っても良いでしょう。

北山ルートは要注意

北山ルートは要注意です。北山ルートは、「比叡山から清滝」までのルートになります。とても道のりが長く、補給地点も殆どありません。水や食料を背負っての移動になるため、初心者でも安心とは断言できません。また、エスケープルートも、少ないです。

北山ルートでは、途中でいくつかの自動販売機があります、心もとない場合には、補給を考えましょう。京都市からも少し離れて山奥を歩くことになります。その為、コンビニやスーパー、飲食店も少ないです。

貴船の近く、鞍馬寺を行くルートになります。時間があれば、ゆっくりと鞍馬寺を観光したいところですね。残念ながら僕が京都一周トレイルを歩いた時は、豪雨があり泥まみれ。流石に失礼なので、遠くから写真だけにしておきました。

もしも観光する場合には、途中で一泊することも検討しましょう。京都一周トレイルは、未知が比較的整備されています。とはいえ、山道を暗い中、歩くと転倒災害のリスクが高まります。途中で、沢の池を通過することになっており、ここはキャンプ地としても利用できます。ここで、一泊することも山行時間、体力では考えておいても良いでしょう。(沢の池から、町まで1時間半ほど?)

実際に歩いてみた

実際に京都一周トレイルを歩いた時の、山行の記録を残しておきます。僕が京都一周トレイルを回った時は次のような日程で、東山から西山の上桂駅まで歩きました。
全行程で、一泊二日になります。

一日目;伏見桃山から比叡山

一日目は、当日にバイクで伏見桃山駅に移動して、スタートしました。当日は、朝5時に伏見桃山スタートできる事を目指して家を出発しました。が、実際に到着した時には朝五時でしたね。

  1. 5:30 伏見桃山を出る

  2. 6:00 伏見稲荷大社(観光と迷子)

  3. 8:00 将軍塚

  4. 9:30 大文字山の山頂(小休止)

  5. 10:00 大文字山の火床(観光と行列に巻き込まれる)

  6. 10:30 銀閣寺

  7. 11:00 乗越し合流地点

  8. 13:00 石鳥居

  9. 13:30 尾根道合流地点

  10. 14:00 比叡山ケーブル駅

  11. 15:00 比叡山スカイライン沿いでビバーク(滋賀県当たり?)

長い山行にはなりましたが、初日はこんな感じですね。後半は少しペースダウンしており、特に将軍塚以降は人が多いので要注意です。MBXで登山道を縦横無尽に駆け回ってる猛者も多く、出会いがしらの事故には注意しましょう。

二日目;豪雨の中を上桂駅まで

二日目の朝は、豪雨の雨音で目が覚めた。時間は、朝の4時であり、7時まで待てば雨脚が休まると聞き、7時までテント内で待機することに。ただ、6時30分の時点で、雨が半日延長されることが分かったため、朝食を食べて、7時に出発した。

一日目とは違い、豪雨で電子デバイス系を利用できなかった。感覚的なものになるが、参考に記録をつけておく。

  1. 7:15 玉体杉

  2. 8:00 水井山山頂

  3. 11:00 薬王坂山頂

  4. 11:15 鞍馬寺

  5. 11:30 鞍馬駅

  6. 12:30 向山の山頂

  7. 14:00 氷室

  8. 16:00 沢の池

  9. 17:00 高雄橋

  10. 19:00 嵐山(途中で道迷いしています)

  11. 20:00 松尾山山頂

  12. 21:30 上桂駅

春だったので、17:30過ぎには日没でした。そこからは、ヘッドライトを使用しての登山ですね。正直、沢の池でビバークするか、高雄あたりで一泊するのがベストです。この時の判断は、間違っていますね。

実際に歩いた所感

歩いた感想としては、東山は整備された登山道だが、北山になると途端に悪化する。特に、横高山あたりは登山道の整備が困難な場所だ。足元には木の根が入り乱れ、雨が降ってしまうと川がいくつもできていた。

僕が歩いたルートでは、横高山は上りルートだったからよかったが逆ルートを選んでいたら下りで、かなり消耗したと思う。それほど、急な坂道だったし、ルートがなかった。直登で一気に駆け上がるが、100m程度しか標高差がないので、そこまで辛くはない。

全体的に標高が低いため、登りで苦労するのはこの横高山意外だと、薬師寺峠で僕は苦労した。薬王坂峠の前ではオンロード区間があり、そのオンロード区間では、思った以上に足を多用することになった。民家の間に整地された、古い道を一気に駆け上がる。公式HPでは一時間程度で登るようになっており、実際に僕もそのくらいの時間で登った。
ただ、登ってみればわかるが前に進んでいる感覚が殆どない。その為、体感ベースの話になるが、1時間半くらいの時間を要したと勘違いする。

北山ルートでは、雨で登山道に渡渉が生じる所が何か所かあった。その為、強めの雨が降った次の日に行くときには、注意したい。倒木や苔の生えた石、つるつるでつかみどころのない岩もあったため、そうした点には注意してほしいと思う。

感想

正直言って、京都一周トレイルはかなり楽しいトレイルだ。先述したが、整備されている東山ルートは、安心と安全のルート。北山ルートは、ちょっと心配になりながらも、楽しんで進めるルートだ。人が少なく、京都奥地の山々の魅力を、これでもかと一人で堪能できる。観光名所や、観光客自体は少ないが、自然と向き合うという意味合いではこのルートが一番適しているだろう。

最後は夜間歩行になってしまったことが、今後の課題だ。ただ、全行程で徒歩しか使用しておらず、それでもここまで歩ききることができてよかったと思う。荷物の軽量化は必要だと思うが、今後も検討を重ねていきたい。

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