0003 通関実務の仕事?(経験年数が少ない)
最初に入社した通関業者での、新人の頃のタイムスケジュール(朧げながらの記憶です)です。2000年頃のはなし。最初は海上での実務でした。
8:00までには出社(この時点でベテランさんは出社していることが多い)
事務所の掃除(清掃員を外注していなかったので、新人の仕事でした)
事務所と保税倉庫が一体でしたので、倉庫内の掃除
FAX機の感熱用紙の補充
タイプライターのリボン交換
コピー機のコピー用紙の補充
DOCK RECEIPTの各船社ごとの枚数確認
マニュアルの輸出入申告書と、つづき用紙の枚数確認
届いたFAXを各担当のデスクに置く
許可済の輸入/輸出申告を、輸入/輸出に仕分け(通関業務取扱台帳に記録するため)
台帳に記録した書類をファイリングし書棚に整理
社用車にガソリンを入れて、事務所で社用車の清掃(ガソリンスタンドですると費用が発生するから)
8:30開庁(通関部隊は、この時点で揃っていることが多かったです)
もっぱら電話番と社内の雑用、税関と食品/動物/植物検疫所への書類差し入れ、船社代理店へB/L ORIGINAL差し入れ、税関検査や他法令関係の現場検査立会が主な業務でした。自動車免許は必須だよ。
17:00閉庁
17:30以降は残業で、明日の申告準備の手伝い
だいたい18:00~18:30には退社していることが多かったです。半年この生活でした。最初に勤務した通関業者はだいたい1年は雑用をしてまして、申告書に触わらせることはありませんでした。これが現在2024年と照らし合わせて良いか悪いかはその人の価値観によると思いますが、当時の私は「雇ってくれた」という恩義があったので、何も考えずひたすら言われたことをこなしていました。
FAXが感熱用紙だったり、マニュアルの申告書やDOCK RECEIPTをタイプライターで打っていたとか、若い子は知ってます?(笑)