"fantazi"について
"fantazi"の発売まで、あと2日となりました。
こんにちは、ワクワクと不安が入り混じって全く眠れないヨサカコーメーです。
Noteの更新が完全に止まっていたが、
次に投稿するのであればこのタイミングだろうと狙ってました。
約1年半ぶりにリリースする新作を"fantazi"と名付けたのにはいろいろ理由がありまして。
そもそもアルバムの発端は去年(2020年)の6月ごろにレコーディングした「アイクルシー」からでした。
正規メンバーのドラムが抜けてしまったことをプラスに受け止め、
何か新しいコンセプトを求めていた際、
「アイクルシー」という言葉がiPhoneのメモ帳に残っている事を発見。
「愛」っていったいなんだろう…
独りでも成立するものなのか…
はたまた二者は必ず必要なのか…
「愛」という言葉は正直嫌いです。
一生かかっても理解しきれなさそうだし。
人によって形が違いすぎるし。
みんなまるで「愛こそすべて」って感じで振りかざしてくるし。
ただ、その「愛」について、
ムカツクからこそ音楽で追求してみたくなったのです。
嫌よ嫌よも…ってやつですか。
しゃらくさいやつ。
そのアイクルシーを再解釈するため、
色々なイメージを書きなぐっていた時、
「不思議の国のアリス」にたどり着きました。
「あれ、童話ってめちゃくちゃよくね?」
「そうか、俺D○i○s○n○e○y好きだしな…」
「童話のヒロインって、なんか、こう、よくない…?
「これ曲に出来る…いや、したいな…」
「あと、童話やおとぎ話って遊園地のテーマになりやすいよな」
「ジェットコースターみたいな曲とか、観覧車みたいな曲とか…」
「やば、ワクテカが止まらんくなってきた」
そこからはとんとん拍子にテーマが決まり、
アルバムの1曲1曲に「童話のヒロイン」と「遊園地のアトラクション」を当てはめながら作詞作曲していきました。
空想の世界のように、煌めいた楽曲たち。
ただ、この物語は聴いてもらえなければあくまでも「空想」にすぎない。
それゆえ通常のスペルとは違う不完全なものとして、
"fantazi"と名付けました。
今作は本当にたくさんの方々に支えられて完成しました。
もちろんできるだけたくさんの人に届けたいけど、
何より受け取った方々が喜ぶものにしたい。
私たちの音楽が、皆様の日々を照らしてくれますように。