オススメの押し付け-その26
自分ではあまり大人になったつもりはありませんが、
「あ、古文しっかり勉強しておけばよかったな」とか、
「世界史勉強しておけばよかったな」など、
学生時代の勉強が恋しくなった時、
大人になったかもしれないと思いました。
今日も今日とてヨサカコーメーです。
今一番したいことは、図書館に入り浸る事。
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この企画はイオラシャインのVo&Gtが好きな音楽を
プレイリストとともに押し付けていく
何とも自己満なものである
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〇107曲目… 04 Limited Sazabys / monolith
「流星群を持ってきましたー!!」って
なんかのライブでGENさんがMCしてる映像を、
専門学生時代に同級生とよく物真似してました。
ごめんなさい。
フォーリミテッドサザビーズ、略してフォーリミ。
フォーリミは「Swin」の方が有名かもしれない。
ただやっぱり初見のインパクトというものは後を引くわけで。
まだフォーリミが有名になる前、
自分で見つけたのが「monolith」だったんですよね。
しかしいつ聴いても強烈なインパクトを持ったバンドだな。
メロコアの定番だった男らしい歌声ではなく、
中性的なハイトーンボイスが見事にマッチしている。
そりゃ売れますって…
メロディセンスも素晴らしい。
メロコアっていうくらいだしな。
最近ご無沙汰だったので新作聴いてみようかしら…
〇108曲目… Molchat Doma / Судно
タイトルの読み方は一生分かりません。
ベラルーシ出身のバンド、Molchat Domaです。
あまりこのバンドのこと知らないなと思い、少し調べてみたところ
「ソビエトウェイブ」というジャンルに分類されるそうな。
なんだそれは…
何のきっかけでこのバンドを見つけたのか定かではありませんが、
確かApple Musicのニューリリースでジャケットに惹かれて聴いた気がします。
2020年に聴いたアルバムの中で正直1、2を争うぐらいよかったです。
CraftworkやYMOを思い出す打ち込みのドラムが響く中、
飾りっ気のないベースが芯を支えたうえで、
アンビエントなギターと呟くようなボーカルが響く。
退廃的、後進的な雰囲気がしてとっても好きです。
どうやらベラルーシのお国柄とも関係しているみたい。
政治的なメッセージを含む音楽は規制されたり、
最悪投獄されることもあるそうです。
社会主義的な一面の残る街で生まれた、
どこか諦めの脱力を感じさせる音楽。
旧ソ連の名残を感じさせるノスタルジー。
比較的短いアルバムなので、聴いたことない方は是非!
〇109曲目… SUPER BEAVER / 閃光
待ってたぜSUPER BEAVER!
ひそかにずっと好きなバンドの有名曲、「閃光」です。
毎年誕生日を迎えるたびに脱退させられ、再加入させられるドラマーのくだりが好きです。
歌詞だけ見ると中々に暑苦しいバンドですが、
そのバンドサウンドとVo渋谷さんによるライブパフォーマンスは圧巻です。
責められているんじゃなくて、鼓舞されている。
聴くとそんな気持ちになれます。
あと、ギターの音がとっても好き。
今後別の記事で紹介するかもしれませんが、
SUPER BEAVERは3rdのとある曲が好きすぎるんですよね…
音圧はあるけどしっかりコードも分離しているし、
中域あたりの粘り気、バイト感もすごく好み。
「ゴガッ」ってギターが好きなんですよ私、ええ。
ライブ映像もたくさんアップロードされてるので、ぜひチェックしてみてね!
〇110曲目… ヨルシカ / 又三郎
自分が好きな曲を詰め込んだプレイリストなのでそりゃ当然なんだけど、
シャッフルするたびにテンションが爆上がりしちゃいますね。
みんな!!ついに来たぞヨルシカが!!!!!
俺とヨルシカとの邂逅についてはまだお話ししてませんが、
専用の記事をまとめている所なのでまたの機会に。
端的に言うと、ヨルシカの「盗作」ってアルバムが大大大大大名盤だったということなんですけども。
「又三郎」はデジタルシングルとしてリリースされた曲です。
原作、というべきなのか迷いますけども、
宮沢賢治の小説「又三郎」を読んでからこの曲を聴くのと、
読まずに聴くのでは本当に印象が大きく変わると思います。
小説内に有名な一節があります。
この一節がそのままサビの後に出てくるのですが、
初めて聴いた時は、
「な~~~~るほどな~~~~~そうやってこの曲に落とし込むのか~~~
やられてるわ~~~~~~~~」と思いました。
小説は方言ばっかり出てくる、時代は古くてわかりづらいなど、
中々読むのが大変な部類なのですが、
一回読んだらその情景が忘れられなくなるほど素晴らしいです。
銀河鉄道の夜より全然好き。
小説に出てくる又三郎は昭和初期の人物だけども、
曲に出てくる又三郎は明らかに現代を生きてるんですよね。
しかも小説内で感じた情景も内包している。
ちょっとぶっきらぼうで斜に構えている所はn-bunaさんっぽいですけどね。
しっかし、ヨルシカの曲はほとんどコード進行が同じなのに、
なんでこんなにバリエーション豊かに聞こえるんだ。
どうなってるんだ。
今回はここまで!
また次回。