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私が奨学金をひろげる理由 ーありがとうを伝える手段ー


あのね、

私が社会人になってからの3年間
ずっと 続けてきた活動があって

それは「應武茉里依 奨学金」


【私の給与の1%】円 を
【社会人年数分】人 に
1年間給付するという制度なんだけど


実は最近、
とあることを やめたんだ。




それは、
1人でやり続けること。


仲間を増やすことにした。

(実はすでに3人、仲間がいるの!)

1人目の仲間 ひーくん
2人目の仲間 ゆか
3人目の仲間 ぶんちゃん

 


今日はその話をしようかなって思っているよ。


奨学金をはじめた理由


私はたくさん たくさん恩をもらってきた。
お金も時間も、素敵な繋がりも。

そして、恩を受け取ったことに たまたま 早く気づけた。


なぜなら、私は 受け取ったことに気づくための 想像力が 他の人よりもちょっとだけ豊かだったから。

それは「苦しかった経験」と「たくさん外に出た経験」のおかげ。


“恩は返すものではなく、贈るもの”


だから私は この應武茉里依奨学金を通して もらった恩を 別の誰かに届けていきたくて、この取り組みをはじめたし、3年たった今も続けている。


詳しくは、この投稿を見てね。
(頑張って書いたの!)

1. 財団をつくると決めた日
2. 私が奨学金をはじめた理由

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これまでの奨学生との関わり


最初の1年間は 正直、ただ入金するだけで、精一杯だった。(何度も忘れて よく まとめて振り込んだ、ごめんね)


1年目の給付が終わったとき、受給者の女の子からこんな声をもらった。

もっと まりいさんのことを知りたかった。
旅の話、仕事の話、聞いてみたかった


お、そうなのか。


だから、2年目は、
「よければ定期的にお喋りしよう」に変えた。

けど私は怠惰で、なかなか実行できなかった。でもたまに 話を聞けてとても楽しかった。

最近の勉強のこと、関わっている学生団体のこと、どうやったら カンボジアに行きたいと思う学生が増えるか、とか。


当初 思い描いていた回数の
5分の1くらいしか話せなかったけど
でも、豊かな時間だった。


2年目の受給者の彼は、
私が夏にはじめたPEN to TE(ぺんとって)
というクラファンの支援を してくれた。

とてもとても嬉しかった。



3年目は、
社会人としても余裕ができたらしい。

どんな応募があったか、私が何を思っているのか発信を増やしてみた。


不採用になった人にも声をかけてワークショップを主催してみた。

タイトルは、「あなたのそばの贈り物」


豊かな時間だった。



個別にお逢いすることも増えた。


この73歳のおじいちゃんとは お茶にいったし、
葛藤にうちかって応募してくれた彼女とは 焚き火をする仲になった。

来週は、Tinder女子高生と、エジプトの女
タコパをする。愉快だ。あっぱれ。


実は、今回 仲間になってくれた 原田優香も 第3回奨学金の応募者で、それまでは全く関わりのなかったのだから面白い。


輪が広がってきた。

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奨学金をやってよかったこと ①新しい出逢い


奨学金をやってよかったこと、それは

思いがけない新しい出逢いがうまれたこと。


社会人経験が増えるにつれて どんどん会社の人や学生時代の友人としか話さなくなっていくな〜

と最近つくづく感じている。


私はこの奨学金のおかげで
高校生からおじいちゃんまで 繋がりができた。

もし、奨学金をはじめていなかったら
、さっき 話した出逢いも豊かな時間も存在しなかったと考えると 本当に感謝しかない。

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奨学金をやってよかったこと ②豊かな気持ち


奨学金をはじめるにあたって正直、「偽善」や「自己犠牲」と少し葛藤した。
私のこの行為は偽善なんじゃないかな、と。

でもこんな言葉に出逢った。

人からよく思われたい、ほめられたい、誰かに貢献することで自分が満足したい、
という目的が透けて見える行為を人は偽善と感じる。

続けていった時に疲弊する時、自己犠牲と呼ぶ。


これを受けて私はこう考えた。

誰にどう思われようが、非難されようが
、私はこの奨学金を やりたいようにやることに変わりはない。


しんどくなったら潔くやめると決めているから、
続けていって疲弊することもないと思う。

だからこれは「偽善」でも「自己犠牲」でもない。


もし誰かがそう思ったとしても、それはそれでいいや。


私がやることに変わりはない。



そう割り切ることができたから始めることができた。


贈ることで私がもらったのは、道案内をしたときのような豊かな気持ち。

自分が苦しむことも、大変な思いをすることもなく「ひょい」と できることによって、誰かが喜んでくれる。

特に見返りを求めることもなく、あたたかい感情だけが 胸に残る。

そんな「豊かな気持ち」を毎月 味わうことができている。



自分が生きていることで喜ぶ人がいると実感できる。


自己満足?


確かにそうかもしれない。
でも、だとしても 事実 喜んでくれる人が ちゃんといる。

なら、それでいいじゃない?


自分で自分を満足させてあげられるって、とっても素敵なことだと思うの。

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奨学金をやってよかったこと ③仕事がんばれる


普通、自分の給料が上がって喜んでくれるのは家族くらい。


でも、奨学金のおかげで喜んでくれる仲間が増えた。



1万円の昇給は、給付額だと100円アップにすぎないけれど
、それでも気づいて 一緒に喜んでくれる人がいる。


明日も仕事 頑張ろうってなる。


いいでしょ?


その結果もあって、
應武茉里依のここ3年間の受給額は
こんな感じで順調に伸びている。

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2019年1月からの3ヶ月は、世界一周中。
その後転職して めっちゃ のびた〜〜〜!

転職バンザイ!笑

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奨学金をやってよかったこと ④自信になった


2020年の募集は、Facebookで700人を超える人にシェアしてもらって、たくさんの人から「いいね!」と言ってもらえた。


私の投稿によって、

誰かの感情や言動を動かすことが できると知った。

知らない誰かが 今日をがんばる きっかけになれた。



誰かがこんなことを言ってくれた。


「應武奨学金は、金銭が得られるという万人に喜ばしいこと以上に、應武茉里依という人間に出逢えることに価値がある


わたしはこれが嬉しかったし、
会って面白いだとか、楽しいだとか、
価値のある人で あり続けようと強く思った。


うまくいかなくて、自信がないとき

"「應武茉里依奨学金」だけではなく、
これをうみだした私自身を
応援してくれている人が たくさんいる"

という実感は何度私を励ましてくれたことか。

本当に感謝しかない。

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私がみたい世界


たくさんの「よかったこと」の中で、気がついたこと。


それは、この奨学金は、

お金をもらえる受けとる人以上に、贈る人のためのものである

ということ。


私が奨学金を通して 受けとってきたもの
(出逢い、豊かな気持ち、共感、応援、自信…)

これは 私が贈り続けてきた 月額数千円よりも、遥かに大きな価値を持っていると確信している。


これを ひとりじめしちゃいけないな、と思った。
もっともっと広げていきたいな、と思った。


100人のひとが奨学金をはじめている世界をみたいと思った。


100人じゃ たぶん世界なんて これっぽっちも変わらない。

でも 今より 少しだけ 優しい世界なんじゃないかって思っている。


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そんな中、夏に参加した とあるセミナーで

「奨学金をはじめた人が100人もいる」

という目標をたててしまった。
(実現前提なので過去形)


目標をたてた後、やっちまったな、と思った。
勢いで書いてしまったけど、100人なんて無謀だな、と思った。


当時 仕事で疲弊していた私は この目標に対して「見て見ぬフリをする」と 決め込んだ。


4ヶ月が経とうとした ある日、
突然 メッセージが届いた。


その出来事が、私を突き動かしていく…

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ふと訪れたきっかけ


届いたメッセージは こんな内容だった。

應武様

突然のご連絡失礼致します。*****と申します。

メッセージに入れております****とともに
私たちも個人で奨学金を始めたく、
ご相談できればと思い連絡させていただきました。

実は本奨学金の設立のきっかけは應武様でした。

第3回應武茉里依奨学金のFacebookポストを
タイムラインで拝見し、****のグループに
共有したところ反響が多くありました。

そのやりとりの中で
"自分たちも社会から受けた 様々な恩を世の中に還元したい"
という強い思いを持つメンバーが複数おり、
その有志のメンバーで****奨学金という 奨学金の立ち上げをしております。

ただ初めて奨学金を運営するため
運営上どんな課題が想定されるか全く読めず、不安に思っています。


そこで應武様に教えを請いたればと考えております。

三回、奨学金を個人で運営していて
・世の中の反響
・運営上の課題
など起こった出来事を ご教示いただけますと幸いです。

一度お話させていただく機会を頂戴できればと思うのですが、
ご検討いただけないでしょうか。
お忙しい中、恐縮ですがよろしくお願いいたします。


二つ返事で承諾をした。
そしてzoomで90分ほどお話しした。


彼らと 話をする中で、
私がこの奨学金をはじめた時の気持ちを思い出した。この奨学金にかける想いを 再認識した。


そして、
「個人奨学金をはじめた人が100人もいる」
という目標を思い出した。


私がやりたいと思っていたことは
これだった、と気づかせてもらった。


・共感してくれた人
・これによって何か始めようと思ってくれた人
の 背中を押すこと。


そして、すぐに HPの作成に取り掛かった。
(せっかくなので outakemary.jp というドメインを買った)


久しぶりにワークプレイスを触った。


(ちなみに5年前、右も左もわからない中で作成したサイトは  *こちら*
 これで無人島を一緒に貸し切る13人の仲間を募った)

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あなたへ


2020年読んだ中で もっとも感銘をうけた書籍 『世界は贈与でできている』の中で 一番 印象に残った一文。

親は何をもって自分の愛の正当性を確認できるのか
「子がふたたび他者を愛することのできる主体になったことによって」です


もちろん、愛もって育ててくれた父と母はそうだけど、これは 親子関係だけじゃないと思った。


例えば、


旭山動物園の木博さん と動物図書館の たじまさん

焼肉をやいてくれる町内会のおっちゃんたち

初めて付き合った野球少年

教科書以外のことを教えてくれた地理の小野寺先生

大学に行くという選択肢をくれたジェイティ財団

ずっと誰にも言えずにいた「家族と過去のこと」を 話せる安心感と向き合うことを支えてくれた 先輩

遊びに行ったらいつも娘として接してくれる福井のおとんおかん

私の話をたくさん聞いてくれるだけでなく、
ミーティングのたびにケーキを買ってきてくれたハタモクの中田さんと北畑さん

無人島を貸し切るという経験をくれた森さん中村隊長


ヒッチハイクで拾ってくれた全国のお母さん、お父さん。旅先で体調を崩した私に優しくしてくれた香川の末光さん

社会人としての基礎を培ってくれた熊本の社長

私という人間に向き合い続けてくれたエン・ジャパンの尾崎さん

愛するツバルに 私を連れて行ってくれた ひーちゃん

いつも私の「思いつき」を聞いてくれて、たくさん素敵な写真を撮ってくれる たくと

しんどい私の話を 聞いてくれた東京の同居人、吉田

パスポート荷物すべて盗まれて
地球の裏側で茫然とする私に手を差し伸べてくれたみんな



こんな私を受け入れて、期待をよせてくれたダイレクト出版のプロ企の先輩たち

いつも家で 私の話を聞いてくれた まちさん

私のトラウマに向き合って「らしさ」を取り戻すきっかけをくれた、けんちゃん、わこちゃん、しげみ、ダイヤモンドの仲間たち

オンラインだけど ずっと居場所をつくってくれた ゆかとゆい

「愛してる」を教えてくれた ひーくん


名前を あげきれない 恩人たちに

「ありがとう」を伝える手段 

の1つが 
應武茉里依奨学金 だと思っている。


「たくさん受け取ってきたな」という実感をすでに持っているあなた。

でも、その「ありがとう」を まだ表現できていない あなた。

これを読んで「次は 自分の番だな」と思ったあなた。


奨学金の贈り人になりませんか?

あなたの「ありがとう」をカタチにしたい。

この奨学金が「想いを伝える手段」として活用されたら嬉しい。


よければ こちら に連絡ください


贈り人を募る フォームを作りました。

まだまだ、ふわっとしていても大丈夫です。
「とりあえず 書いてみる」というスタンス、嬉しいです。


連絡お待ちしています

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應武茉里依 Outake Mary
\1%奨学金 サポート募集中/ https://outakemary.jp/ あなたの優しさを知らない誰かに届けませんか?