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試作品サコッシュ

こんにちは。販売するため製品化を進めているサコッシュの紹介させていただきます。

先ずこの『サコッシュ』というバッグなのですが、おそらく今ではこのタイプのバッグを個別に指すまでに認知度が上がったショルダーバッグの一種だと思います。
アウトドア的にはさっと荷物を取り出せるサブバッグのポジションだと思います。似た使い方だと他にはウエストポーチとか?サコッシュはそんな位置付けのバッグです。

ではでは、、、

サコッシュフロント前面には大型ポケットを設けてみました。

山歩き中の荷物の出し入れの際にスムーズな行動動作を行えるようにするためです。
 例えばバッグパックのサイドポケットに収納する事が多いボトル類なども、フロントポケットを使ってもらえればサっと取り出せると思います。
 バッグにしまったボトルって結構取り出しにくい経験があったので、サコッシュのポケットに収納する事でストレスが減り、スムーズに荷物の出し入れが行えます。行動中の水分補給は大切なので、この辺りは取り入れてみたかった機能性になります。

ボトル以外でも薄手の上着類であれば同様に、(ウエア関係は脱ぎ着があるので、その際は地面などにバッグを下ろすイメージになると思います。)
 そういったシュチュエーションでもサコッシュに仮入れをする事で、バッグパック本体まで(動線としては繋がらず)わざわざ収納する事をせずに済むので、案外この辺りも個人的には結構ありやなと思ってます。雨蓋のバックル類の取り外しって時としてプチストレス感。
 もちろん雨蓋があるバッグパックなら同様の動きが行えるので関係ないかもしれませんが、デイパックなどのジッパーopen式の物なら、結構この辺りの意図した機能性を感じてもらえるはずです。

背面側。3つの仕切りポケット
サコッシュ背面側には3つに仕切られたポケットがあります。

 例えば背面センターポケットには昭文社の山と高原地図を入れたり、別ポケットにはコンパスや筆記用具だったりと。山でのナビゲーションツールの収納力も併せて持たせてあります。

地図の収納イメージ

 山地図は現代ではYAMAPなどのGPSアプリも発達しすごく便利になってます。それらを使えば道迷いのリスクを未然に軽減してくれてると考えますが、地図・コンパスなどのアナログ品も絶対に持っていってほしい必須携行品です。
 等高線の色分けやコースタイムなど、地図からの情報を得る事でよりリアルな山のスケール感を感じられますし、先ず何より、“遭難してしまった”、もしもの時の、“ 連絡手段 ”、としてのスマートフォンの役割もめちゃめちゃ大切だからです。
 もちろんモバイルバッテリー等の充電機器があれば心配はかなり減らせますが、“地図を読む”“地図を正確に読める”事のスキルアップは考えなくてもある程度分かってしまう物よりは、たとえ回り道に感じたとしても、やっぱり山力を得たいなら大切な事だと。個人的には思います。

 サコッシュ本体部分にはファスナー付きインナーポケットも設けてあります。貴重品の収納力にも便利に使えってもらえます。

試作品から、実際に販売するサコッシュに使用する生地は今のところ最終決定段階ですが、なるべく軽量性を感じてもらえる仕様にする方向で考えております。
 デザインとしては無駄を削いだソリッド感、必要最低限のシンプルなサコッシュでなく、多機能なサコッシュとして開発しました。
生地なんかもシルナイロンを使った軽量なタイプよりかは重量面だけ焦点を絞ると特筆する軽量性を持っていません。
 それよりも、山登り中の行動シーンをイメージしデザインしました。リアルに使ってもらえるサコッシュとしての選択肢としては充分検討いただけるクオリティにまで持っていけるように、商品化に向けて制作進めていきます。

@OUT TRY SPACE
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