Tenniscoats in Tartu 20.11.2010 1 out1film 2014年8月5日 03:03 日本語知らないエストニアの観客が、さやさんに合わせて、輪唱するシーンは、何度見ても泣きたくなるくらい素晴らしいのですが、もう一つの素晴らしいと思ったのは、この映像です。当たり前ですが、この映像が無ければ、時も場所も離れた僕は、こんライブのことを1ミリも想像できなかった。つまり、映像に残したことの尊さ。もう一点、カメラの横振り、ズームなど撮影としては全部ヘタなのですが、撮影者のその場の感情がむき出しになっていて、臨場感があること。この映像が引きの固定映像だったら、ここまで感動しなかっただろう。客観ではなく主観のカメラが、ライブ会場の空気感を僕らに感染させる。記録ではなく、記憶すること。失敗するし、撮り逃すけど、その時その場所にいた感情を映し出すような映像を、僕も残して行きたいと思っている。<2011年9月11日にブログで書いた文章を手直しして掲載しました> 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート