視野が変わると見えるものは変わる。
先日、自宅でもクリスマスツリーの飾りつけを行い、シュトーレンの発注をしました。
クリスマスに向けて、子供へのプレゼント準備の時期にもなってきましたね。
さて、以前とてもお世話になった、輸入建材代理店の元担当者さんが合いに来てくれました。
故合って、今はサッシの代理店さんに移られていて、その営業を兼ねてなんですが、話過ぎてしまって2時間超。
予定にご迷惑をかけなかったか、後から心配になってしまいました。
そのお話の中で、「提案するものが変わったことで、こんなにも見えるものが変わるのか。」という言葉が。
これまで、ヨーロッパの超高性能・高品質な商品を扱っていた彼。
その情報を必要としているのは、そこに意識が向いている、俗な言い方をすれば「意識高い系」。
もちろん、イイ意味で。
先の先を開拓している方々のことです。
オースタムも彼のおかげで、ドイツ等の現地研修にお誘い頂いて、トップランナーさん達と知り合いになることができ、物事の見え方を変わることができましたので、とってもお世話になりました。
そんな彼は現在、高性能サッシを啓蒙する部署に。
このブログを読んでいただけている方なら、窓性能の重要性はもちろん、住宅の気密断熱において、まず取り組むべき基本であることもご承知でしょう。
そんな中での啓蒙。
つまり、まだトリプルガラスはおろか、樹脂サッシすら使ったことのない工務店に向けての販売促進ですので、見え方が変わって当然だと思います。
オースタムとしても、高気密高断熱住宅に取り組み続け、世の流れと共にアップデートしてきた工務店と自負しています。
だからこそ、居住環境性能をしっかり考えている建築会社は増えているように感じていました。
でも、それって自分の目線が、水平からちょっと上向いている状態のようです。
現に、家づくりをされる方の知識もアップデートされている中、そこに追いついていけない建築会社さんはかなり多いそうです。
彼が言う、そんな建築会社さんのキーワードは、
「何でも屋」。
ここから先の説明は、あくまで彼の言葉を私のフィルターをかけて解説しています。
彼は立場上、そこまでズバッとは言ってません。
で、「何でも屋」は、お客様が「こう」と言えば、「こう」に合わせる建築会社。
と言えば、聞こえはいいけれど、得意分野やそれを元にした道筋がない分、本来プロとして行うべき論理的な提案や基本的な性能・プランニングができない。
例えば、温度差の少ない暮らしを希望のご家族に、UA値の高いプランは提案できても、部屋や窓配置や空調計画を元にした提案はできないように。
そんな建築会社は、まだまだ山ほどあって、受注に困っている。
でも、彼らが力を入れるのは、ホームページや広告で「いかに自社を素敵に魅せるか。」という部分。
建築会社としての本質、家づくりそのもののアップデートには及び腰なんだとか。
そういえば、2年前に、
ってブログ書いたのを思い出しました。
これって、家づくりにとっても大事なポイントです。
今回会いに来てくれた彼、超優秀なのでまた視野を広げて、きっと今後も楽しいことしながら、価値を広めていくんだろうな。
期待を込めて♡
とっても楽しみです。
hiroyuki
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