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捨てる神あれば拾う神あり。

先日のブログでは、お見苦しい所を見せてしまって申し訳ありませんでした。

このところ、大手ハウスメーカーさん離れが進んでおり、大手企業さんの福利厚生に紐づけた家づくりの支援も、地元の中小工務店を視野に入れ始めたとのお話を、最近市場リサーチ会社さんから聞きました。

とは言え、小さな工務店という立場って、そんなに良く見られている訳ではないんです。

資本主義の中においては、やはり売り上げこそが至上。

「敢えて広げない」という方向性は、沢山売って欲しい材料メーカーとは合わない事もしばしばです。


とは言え、住宅業界、そんな会社ばかりではありません。

以前、建材販売店の営業さんから、「オースタムさんに、絶対に合う会社があるから紹介しますよ!」というお話を頂いていた会社を紹介して頂きました。

埼玉県の地盤関係の会社さんなのですが、これがピンポイントで刺さる刺さる。

私自身、最初に勤めたハウスメーカーが地盤教育に熱心だったこともあり、結構内容理解できる知識があります。

加えて、構造塾への参加もあり、地盤と地盤改良については、常々思う所がありました。

そこに風穴を開けてくれそうな提案を頂き、超ハッピーです。

捨てる神あれば、拾う神あり。


まだ、詳細は伏せますが、これまでのスウェーデン式サウンディング試験に追加してアナログながら確実なデータを取って解析する方法を検討しています。

地盤調査においては、これまでスウェーデン式サンディング(SS)試験にはじまり、表⾯波探査法、スクリュードライバー式など、色々な試験を試させて頂きましたが、結局のところ、信頼できる調査会社でSS試験を行う事が、最も安全であると結論づけていました。

それを覆してくれるかもしれない、追加要素。

これは今後、台風の目になるかもしれません。


今回の出会いについては、間に入ってくれた建材販売店さんの担当営業さんの功績がすべてです。

彼が、オースタムという工務店がどんな会社で、何を大事にしていて、どこへ向かおうとしているのか、ちゃんと理解してくれているからこそ、ピッタリはまる提案を今回に限らずしてくれています。

間に入る代理店業務って、中間マージンがかかるだけの存在として、時代の中でどんどん苦しい存在になってきています。

メーカーと直接やり取りできるなら、その方が安いに決まってます。

でも、彼らが提案してくれるから、新たな出会いとなることもあるし、確度が高い紹介をしてくれる人って、貴重で信頼度高いですよね。

逆に世の中にはどんなに情報持ってきてくれも、まったくコッチを見てくれていない営業さんは山ほどいるんですよね。

まぁ、手間もかかるし、大変なのも理解はできますが・・・


そう考えると、工務店自体もお客様にとっては中間代理店と言ってもいいのかもしれません。

設計や施工という中心的な役割を果たしつつも、自社だけではできない基礎、電気、設備給排水、内装仕上げ、左官、板金などなどたくさんの協力業社と共に一棟の家を作り上げます。

お客様の希望に沿った家づくりをするために、材料を提案し、それに見合った技量を持つ協力業者を選定しなきゃいけません。

だからこそ、ワンチームとして家づくりができる体制で家づくりしたいですよね。

オースタムの家づくりが分かっている協力業者と共につくる事が大事だと思っています。

だから、着工前には着工研修会という名の、施主様と主要業者の顔合わせ会を行います。


何だか今日は話が飛びすぎですね。

良い出会いがあったので、テンションだけで書いてしまいました。

次回はちゃんと、ためになる情報系の内容書きますね。



hiroyuki

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