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温度差の小さい家のスゴイ効能をオーナー様が教えてくれました。

梅雨真っただ中、家の外は湿度高くて嫌になりますね。

こういうピーキーな時期こそ、自宅の温熱環境を整えておいて良かったと、日々感じます。

と思っていたところ、オーナー様よりアポイントのご連絡がありました。

伺ったところ、居住環境と健康について、めちゃくちゃ重要な資料を頂戴したので、今日はその解説を。


家が家族の健康を左右するという事は、コロナ禍以降、すでに多くの方が知られるほどになりました。

慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の伊香賀俊治教授が中心となって行われた、

国土交通省のスマートウェルネス住宅等推進事業の調査結果は我々住宅業界内でも特に有名です。

断熱改修することによって起床時の最高血圧が低下する効果あるというもの。

また、糖尿病、脂質異常、関節症、腰痛などのリスクを抑えられることが20万世帯90万人以上の全国的な大規模調査によって明らかとなり、今の住宅業界では常識となりました。


弊社のオーナー様の中にもスマートウェルネス調査のサンプルとなられたご家族がいらっしゃいますが、個別データが公表されることはないため、全体の研究結果を知識として理解しているという程度でした。

そんな中、冒頭のオーナー様からのご連絡。

そして、「データあげますよ。」

という一言で、頂いたデータがコチラ。

オースタムで建築させて頂いたTシャツの家です。

お引渡しは2017年、断熱性能はHEAT20G1、全館空調です。

オーナー様は以前、大手ハウスメーカーの住まいに暮らされていましたが、寒すぎて建て替えを検討されました。

医療に関わるお仕事をされていて、持病で高血圧をお持ちだった為、オースタムで建て替えをされた直後から、某医科大学の主治医の先生と共同研究という事で、毎日の血圧や運動量の測定を行い続けていたそうです。

現在は、個人的に採取しているという理由から、データを頂きました。


さて、このグラフをあらためて見てみましょう。

青線は最高血圧、オレンジ線は最低血圧をプロットしたもの。

そして点線の曲線は最高、最低血圧の平均をつないだもの。

赤点線は最高、最低の正常血圧ライン。


引っ越されて2年までは血圧に大きな変化はないのですが、3年を超えるころには最高血圧の平均値が正常の範囲内に納まっており、4年を過ぎると最低血圧の平均値も正常な範囲に。

驚くべきは、5年を過ぎた頃には、平均値ではなく実データがほぼ正常値まで下がっています。

ここまで長期計測できているデータというのは、非常に貴重です。

さすがに凄いデータなので、あらためて某医科大学の教授から、家の仕様について資料を出して欲しいとの依頼も頂いて帰ってきました。


どれだけ情報として高性能住宅が健康に良いと知っていても、それはただの知識。

オースタムがご提案している暮らしの価値を、実際に暮らしているオーナー様がご自身で証明してくれることで、私自身リアルに感じることができました。

リアルな具体例は自信をもって、これから家づくりをされるご家族にお伝えできるので、本当にありがたいですね。


もちろん、ここまで数値化してくれるオーナー様は稀ですが、点検やメンテナンスで伺うと、

「オースタムの家に住み始めてから、こんな風に暮らしが変わった!」

という事を、多くのオーナー様が教えてくれます。

提案した私たちが思いもよらない感想が出ることも。

それが本当におもしろい。

住宅の建築やっていて良かったと思うひとつの理由かもしれませんね。


そんな暮らしを伝えたがりのオーナー様がいっぱいいるので、

リアルなオーナー様宅見学されたい方は、是非ご相談くださいね。



hiroyuki

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