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繰り返されるエアコン議論の行方

梅雨、明けちゃいましたね。

記録史上初、異例の6月ちゅうの梅雨明け。

明けたら明けたで、既に猛暑。

屋外作業に空調服が必須な季節になりました。

この季節に、ここ数年毎年繰り返されるのは、エアコン消すか、つけっぱなしか問題。

先日も、youtubeを、流し見ながら仕事をしていたら、ママタレント的な女性(切り抜きだったのでまったく誰だかわかりませんでした)が、「8時間以上家を空けるなら、エアコンは止めた方が絶対に電気代は安い!だから切るべきだ!」という持論を展開していました。

バラエティっぽかったので、論理の掘り下げとかありませんでしたが、「へぇー。」と思いながら、ながら見。


実際に、この手の議論てキャッチ―なので、良く扱われているようですが、実は結論出してないんですよね。

というのも、まず根本的に電気代の安さだけを考えるなら、極力使う時間を減らす方に軍配が上がります。

でも、今や使わなきゃ健康を害するような夏。

点けるの?消すの?

って、これ、「アイスが溶けないようにしたいんだけど保冷剤どれくらい一緒に置く?」って状況とほぼ一緒ですよね。

皆さんならどう考えます?

保冷剤で包みますか?


ふつうはまず、クーラーボックスに入れますよね。

で、保冷剤を。

入れる箱が、クーラーボックスか、段ボール箱かで、同梱する保冷剤の量は大きく変わります。

家も一緒。

保冷性能が段ボールであれば、冷房付け続けても駄々洩れ。

数十分の外出ならまだしも、数時間であれば諦めて消した方が電気消費は小さくて済みます。

保冷性能が高ければ、温度変化が小さくて済むので、つけっぱなしても大きな消費なりにくいというだけです。

電気代を優先して、快適を無視するなら、やはり極力使わない方が安くは済みますけどね。


ただ、日本の住宅の大多数は、段ボール側です。

たくさん保冷剤を消費しながら、アイスがちょっと溶けてもギリギリを議論してる。

クーラーボックスで暮らしている方は、意味がわかってクーラーボックスにしているので、溶けないという事への比重が高くなるので、比較検討する意味が少し変わってきます。


先日、弊社会長がオーナー様宅に訪問した際、

「電気代が高くなって来たから、外出時は設定温度上げてでかけるの。」

という話があったそうです。

詳しく聞くと、戻ってきてから、多少温度が上がってしまうので設定温度を下げるとか。

正直なところ、この方の住まいの場合、HEAT20G1の全館空調なので、一時的に設定温度を下げても温度調整のタイミングが帰宅後にまとまるだけなので、目に見える程の節約にはならないかもしれません。

加えて、太陽光発電も乗っているので、日中のエアコンの消費がほぼカバーされてしまうので、尚更です。

であれば、家に帰って玄関を開けたときに「あー涼し。」って感じられる方がハッピーじゃないですか?とアドバイスさせて頂きました。

納得されたご様子。

より温度変化を小さくしたければ、カーテン閉めて、スダレやヨシズを使用して、より窓から入る熱を減らしてあげるのがベターですね。


電力のひっ迫や、高騰、気温の上昇、外部環境が悪化する昨近。

だからこそ、暮らしす箱の在り方の重要性、見えてきますよね。





hiroyuki



 

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