ホロスコープの勉強法 〜独学で学習する方法〜
ホロスコープの勉強方法の紹介です。独学で頑張る方法を紹介していきます。
★★★ 宣伝 ★★★ ホロスコープ占星術のはじめかた【初心者用】
ホロスコープを0からはじめたい人向けの教科書を作りました。基本的な星座の解説、ハウスの解説やアスペクトの見方などを紹介しています。
「まずどうやって始めれば良いの?」「読み方が難しい…」と思われる方でも始めやすい内容になっています。自分のホロスコープと睨めっこでやってみてください。
【初心者編】まず星座(サイン)・天体・ハウス・アスペクトを覚える
ホロスコープの基本は、星座(サイン)や天体・ハウス・アスペクトです。この4つを覚えることがまず大事です。この4つを覚えられれば、ホロスコープが読めてきますので占星術の面白さがわかってきますし、自分のホロスコープも見られるようになってきます。
この基本の4つが土台になりますので、土台がしっかりとすれば立派なお城を建てられるようにホロスコープの勉強もはかどることでしょう。言い換えれば、土台が不安定であれば、その上に建てられるものが不安定になりますので、ホロスコープの読解などにも影響が出てきます。大事なことは、基礎となるこの4つの内容をしっかりと覚えることです。
星座(サイン)
まずサインと言って星座の特徴を覚えることが必要です。サインは牡羊座から魚座までの12星座があります。ホロスコープの中では性質を意味することが多く、その人の特徴や性質を知る上で重要な要素になります。
基本的には12星座占いの要素になりますが、巷の12星座占いは当てになりません。12星座の特徴を知っていれば始めやすいため理解も進みますが、1つ1つの星座の要素がwebメディアやサイトのせいでぐちゃぐちゃになっているため、ホロスコープを勉強される際には星座(サイン)の要素を的確に把握しましょう。
この星座(サイン)がホロスコープの勉強で重要な理由は、性質を意味するからです。このサインの性質は「どんな影響が出やすいか」「どのように現象として出やすいか」など現実世界で具体的な形で現象化することが多いです。そのため天体やハウスがどのサインであるかによってそれぞれの個人のホロスコープの具体的な読解に繋がります。
天体
ホロスコープでは太陽〜冥王星までの天体を扱います。正確にはそれらに追加して小惑星なども含めてホロスコープを読解していきますが、中心は天体です。これらの天体にはそれぞれ意味や象徴があり、その人のエネルギーを意味しています。
天体はその人のエネルギーを意味していますので、ホロスコープ上で天体が「どのハウスにあるか?」「サインは何か?」を読解することで、具体的な人生傾向や性格、好みの異性や恋愛傾向を見ることができます。アスペクトを同時に見ることで、本人が抱えるエネルギーの傾向も見ることができますので、より深いところまで理解することが可能です。
ハウス
ハウスはホロスコープでは「場所」を意味します。ハウスは出生時間や出生地によって大きく異なりますので、出生時間が1~2分異なれば同じ場所で生まれても全く違う人生になります。また、生年月日と出生時間が同じでも北海道生まれと東京生まれでは全く違う人生になります。それだけ人生を分けるものになりますので、ある意味では天体や星座よりも人生に与える影響は非常に大きなものになります。
このハウスが重要な理由は、天体や星座が「どこでエネルギーを発揮するか?」「どこが星座の性質を持つか」を決定づける非常に重要な要素だからです。12のハウスで区切られたハウスで、その人の人生におけるそれぞれの傾向が見えてきます。例えばですが、人生傾向や気質の傾向をはじめ、収入の傾向や自宅や家庭の傾向、結婚相手の傾向、結婚生活、仕事、トラブルや犯罪などがわかります。その人の要素を12個に分割してみるものです。アスペクトと絡めれば、さらに詳しくその人のエネルギーを見ることができます。
アスペクト
アスペクトとは、星の関係性を意味します。星の結びつきや関係性を角度(アスペクト)を通して知ることができます。星が角度を形成することによって、様々なエネルギーを発出しますので、その角度を調べることで具体的にどんなエネルギーを持っているか理解することができるわけです。
このアスペクトにも大きく2種類があり、大きく分けるとソフトアスペクトとハードアスペクトがあります。ソフトアスペクトは占いでは吉を意味するもので、現実的に安定したエネルギーで発散されるため、良いバランスで現実世界に反映されます。一方、ハードアスペクトは占いでは凶を意味するもので、現実的に大きく影響しやすいため、本人の人生に大きく影響したり、現実的にネガティブな影響として発現することがあります。
このアスペクトがホロスコープの勉強で重要な理由は、アスペクトは個人の人生に大きく反映されるからです。このアスペクトが形成される場合とされない場合において、天体の持つエネルギーが大きく変わるためです。
また、アスペクトはホロスコープの学習上では、最も難解な要素だからです。ホロスコープを勉強する人が最もつまずきやすいのがこのアスペクトです。ここで脱落されたり、離脱される方が多いと思います。
ただ、難解であることを乗り越えられれば、それだけホロスコープの読解も深いものになります。難解であるということは、要素が複雑になるということですので、要素が多くなるほどそこから得られる情報は比例して多くなります。
上記の4つの要素がホロスコープの学習では、まず重要になります。ここまでは読解に必要な要素となり、これらを駆使してそれぞれのホロスコープを見ていきます。
【中級編】実際にホロスコープに触れて肌で覚えていく勉強方法
ホロスコープは基本を覚えたら、実際にホロスコープを見たり、数をこなしていくことで身についていきます。基本だけやってもダメで、演習を繰り返していくと理解している部分と抜けている部分が判明してくるからです。これは学校の勉強を始め、社会人のお仕事にも共通しています。
その過程を反復する中で様々な技法を覚えたり、新しい知識を取り入れることで勉強を深められることが理想的です。どの学習でもそうですが、実際に見てみることで興味が湧きますので、いつまでも練習していても刺激がないかと思います。
ここからそれぞれのホロスコープを見ていきます。それぞれのホロスコープとは…
出生図(ネイタル)
進行図(プログレス)
現行図(トランジット)
二重円(相性)
ソーラーアーク
などです。
私の具体的な方法を紹介すると…
ネイタルの勉強:自分のホロスコープを作り、自分を知ること
ネイタルの勉強:友人・知人・恋人・家族などのホロスコープを作ってみる
トランジット/プログレスの勉強:自分の過去の出来事やイベントが起きた時のホロスコープを作ってみる
相性の勉強:自分と恋人・友人・家族のホロスコープを作ってみる
この④点がホロスコープの勉強に必要で、知識や理解を深めていくために重要となります。
① 自分のホロスコープを作り、自分を知ること
まず自分のホロスコープを解読しましょう。最初に自分のホロスコープを勉強するべき理由は、出生図のホロスコープであることと自分の特徴を振り返るため理解が進みやすいからです。
出生図のホロスコープを「ネイタル」と言いますが、これはホロスコープの最も基本的なものです。出生図のホロスコープにはその人がこの世に生を受けた瞬間の情報が詰まっており、性格や特徴はもちろん、仕事や恋愛や結婚などを見る基本的なホロスコープになるからです。まずは出生図を作って解読の練習をしましょう。
次に自分のホロスコープをまず解読する理由は、ホロスコープを解読して正当性を確認する必要があるからです。つまり、自分のことは自分がよくわかっているからですね。ホロスコープで特徴や性格を確認するには自覚が必要です。自分の性格や特徴であれば、なんとなくわかるはずです。これが他人の特徴であると、それが正しいかどうかの判断がつきませんので、まず正解か不正解かを判断できる「自分」のホロスコープで見る必要があるからです。
そこでどれだけ当たっているか、自分の性格や特徴を示唆するものが表示されているかを確認できれば、ホロスコープの正確性や有用性について自覚できるでしょう。
② 友人・知人・恋人・家族などのホロスコープを作ってみる
次は友人・知人・恋人・家族などのホロスコープを作ってみることで、1つでも多く勉強することができます。数をこなすということですね。
ホロスコープの中には様々な要素がありますが、ホロスコープは千差万別です。同じホロスコープはまず無いですから、多くのホロスコープを見て、読んでみることで理解が深まります。
その際には出来るだけ「知っている人」のホロスコープを見ることです。これはホロスコープを作った時に、それが正しいかどうかを確認するためです。有名人などでは星が示唆する内容の確認作業が難しいです。知人であれば、性格や特徴を掴んでいるでしょうから、確認作業が簡単になります。
③ 自分の過去の出来事やイベントが起きた時のホロスコープを作ってみる
そして、自分の過去の出来事のイベントが起きた時のホロスコープを作ってみることで、トランジットやプログレスなどの勉強になります。これを見ることで、星が与える作用をより理解しやすくなりますし、ホロスコープの影響力の強さを自覚することができます。自分の過去の日付を調べることで、星がどのような影響を自分に与えていたか、自分が当時どんな状況であったか?などを知ることできるのです。日々の生活にも星が影響していると気が付きますので、ホロスコープの興味や関心もさらに深まるでしょう。
トランジットやプログレスの読み方には基本的なアスペクトやハウスの解釈などが必要です。ネイタルだけでは足りない情報もトランジットやプログレスを読むことで勉強できますので、アスペクトやハウスの解釈もネイタルの読解以上に広がってくるはずです。
方法は簡単です。自分の過去の大きな出来事の日付を用意してトランジットとネイタルの出る二重円のサイトを使うことです。(出来ればプログレスも含んだ三重円)
まず、カレンダーや日記、写真の日付データなどから過去の大きな出来事をピックアップします。大きな出来事とは、結婚・出産・離婚・受験・入学・入社・転職・死別・告白・離縁などです。印象に残っている日付ともいえます。
この日付をピックアップして書き出して、その日のホロスコープを作ります。
そして、自分のネイタルに対してのトランジットのアスペクトを調べたり、トランジット天体のハウスを調査します。トランジットの星が「自分のホロスコープの何ハウスにあるか?」を確認し、それらの星がどんなアスペクトを形成しているかを1つ1つ確認するのです。(ハウスシステムはプラシーダスを推奨)
例えばですが、トランジット土星がネイタル太陽に180度であれば、その時期はしんどい時期になり得ますから、学生であれば大事な受験をしたり、浪人生活であったり、社会人であれば重大なプロジェクトを任されたり、失職を経験することもあります。トランジットによって外部から影響を受けるわけですが、それが土星ですので厳しく、忍耐が必要であり、また良い面では成長や努力を促す内容が影響してきます。
トランジット木星がネイタル金星に0度のコンジャンクションを形成していると、何か楽しいことが増えたり、趣味や娯楽に興じることがあるでしょう。トランジット火星が金星に0度であれば、恋愛に火がつくタイミングですので、異性との出会いがあったり、嬉しいことが起き得ます。
またトランジット土星が7ハウスを進行中の場合は、人間関係で苦労をしやすく、仕事であれば取引先や共同パートナーとの関係に冷え込みや厳しさが出てきます。結婚されている方は、配偶者との関係にも悩みやすい時期です。
6ハウスにトランジット海王星が運行中の人は、健康面で不調を感じることが起きたり、仕事の成果が出なかったり、職場で評価されないことが増える時期でもあります。
このような特徴がトランジットで出ることがありますので、当時の自分の状況を思い出した上で、星の配置を見ることで、その時期に受けていた星の影響を知ることができるのです。ホロスコープの勉強では非常に重要な部分になりますので是非やってください。
④ 自分と恋人・友人・家族のホロスコープを作ってみる
最後に自分と恋人、家族、友人などのホロスコープを作ってみましょう。これは二重円を作り、ホロスコープで相性などを見る勉強です。これによって、お互いの星がどのように影響し合っているかを学べますので、星の理解が深まるとともに、相手と自分の関係性も見えてきます。関係性とは、どちらが好きになったのか?であったり、どんな部分に相手が好意や愛情を感じているかであったり、様々な情報が星からわかります。
また、有名人などとの相性のホロスコープ作成も良いです。自分が気になる有名人や推しなどには好意を持った理由が星に表れているはずです。こちらも勉強になります。
ホロスコープの勉強で大事なことは探究心
なんでもそうですが、探究心を持って勉強することがホロスコープは大事です。
確かに最初は覚えることや躓くことも多く、苦痛や苦労が多いはずです。また星の記号や角度などから特徴を導き出しますので、顔が見えない相手でも傾向が掴める一方で、占い師の思い込みや偏見が影響しやすくなりますので、難しいものだと思います。
しかし、ある時から勉強した分だけ下積みができ、土台の上に立派なお城を築けるはずです。それまでには人間を観察する時間や勉強をする労力が必要ですが、覚えてくると現実世界にも多く関与してきます。自分の運勢や人との相性などがわかりますから、現実的に使うこともできるのがホロスコープを勉強する面白さの1つです。
実際に自分のホロスコープが理解できれば、様々な人生が開けてきますので、深いところまで探究心を向けて、より多くを学習されるようにしてください。ホロスコープの性質上、現実的に表に出ないことも多いよう(?)ですので、星の「裏側」にまで隠された意味を見つけるようにしてください。
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【初心者向け】ホロスコープ占星術のはじめかた
こちらは主に「ハウスって何?」「アスペクトって何?」という方向けの内容です。初心者がつまずきやすい「星座(サイン)・天体・ハウス・アスペクト」などを解説しています。
基本的にはこれら4つが大事ですので、どのように見ればホロスコープが読みやすいか?どんな風に読むか?などを紹介しています。
プログレスやトランジットも触れては紹介していますが、初心者には難しいですので紹介程度になっています。
スマホでは画像が小さいので、画面の大きいパソコンなどの方が見やすいです。
*【中級者向け】作成中!