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雨が止みました

急に心が曇る時ってあるよね。
今こうして選んだ道は正しいのか?
あの分岐点でもしあの道を通っていたら。
あの時、あの黄色信号で急がなかったら。
あの時、あの時、あの時って
一体、どこで、何を、どのように?
何故、如何にして、どうしたくて?

そんな毎日ばかり。

ムカつくよな、苛立つよな。
そんなものも放棄しちまうくらいの歌を歌いたくて
歌を作っています。

先月、Lambdaというアルバムを出しまして、
これがまた重厚なアルバムになりました。
その中で「雨が止みました」という
曲を深掘りしていきたいと思う。

言葉って割と無防備で、
良いように捉えたり、悪いように捉えたり、
柔軟なもの。
それは、無意識の中で考えたりはしないから
気づかないのが大半。

冒頭のあの時どうしたら?こうしたら?
それも恩着せがましい答えばかり。
ムキになって言ってしまった言葉だったり
選択ミスで赤点を取ったり。
答えは的確に出てくるよね。

でもたまに唐突の土砂降り豪雨でも
良い気がしてきた。
何をやっても上手くいかなくても良いと思えてきた。
何で泣いてるかさえ分からなくても良い気がしてきた。

俺は俺のだろ、あんたはあんたの
失くしたものは死ぬ時には探せてるはずだろ?
色々蒔いた種も咲かせてるはずだろ?
だったらこの雨をこの土壌に降らせて
生きていこうって思った。

向き不向きだったり、
もうどうにもならなかったり、
そんな日に打ち当たるのは重々承知。
馬鹿みたいに笑って泣いて、
そんで泣いてることすらも忘れて
最高の人生にしような。

みんな何かと上手くやれてる自分が好きでしょ。
それで良いんだよ。

ライブ来てな、
もうどうにもならなかったら俺が歌にする。
それを歌おう。

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