北京五輪、スピードスケートなど(2月11日12日)
2月11日
●平野歩夢、良かった! ショーン・ホワイトも感動した。
これで金メダルじゃなかったら陰謀論に一票投じるところだった。
●平野歩夢の2本目の採点、世界中が怒っていたのを知った。なかでも一番低い点を出したアメリカのジャッジが、アメリカ人に叩かれている。
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2月12日
●スーパーショットきたーー! 逆転サヨナラ3ランみたいな、これでこそ藤澤五月!
というツイートをしようとしたけど、競馬を見てないのがバレるとまずいので競馬時間は五輪ネタを我慢した(笑)。カーリングのデンマーク戦。
勝利の後、すぐ喜ぶんじゃなくて、相手とタッチしてから、一気に喜びを爆発させるあのマがいい。解説の山口さんが汗だくになって興奮している!
●競走馬にも内枠の得意なタイプと外枠の得意なタイプがいるように、スピードスケートのスプリンターにも、インスタート得意と、アウトスタート得意の選手がいる。500mのアウトstはクロッシング・ゾーンで前の選手を追える有利があり、インstは最後のカーブが大回りになる有利がある。
私見では、大柄で器用じゃない新濱立也は、最後のカーブが大回りになるインスタートがいい。細身でコーナーのうまい森重航は、前の選手の後ろに入れるメリットのあるアウトスタートがいい。
森重はアウト、新浜もアウトに入った。
●男子500m。おめでとうと残念の両方だ。銅メダルの森重航は8人きょうだいの末っ子というミニ情報を入れておこう。本命が失敗して、新星がメダル獲得という、サラエボ五輪の北沢さんと黒岩彰さんを思い起こす。
新濱立也のスタート失敗は無念だろうが、まだ1000mがある。村上も8位入賞は立派。
●500mは2本勝負の時代のほうが面白かったよね。インアウト平等もあるし、1本だと一発勝負すぎて、フライング取るかどうかで上位が決まってしまう理不尽さも倍になるというか。優勝した中国のガオも動いてるのに。
オランダのメディアNOSが「最終組、フライングじゃなかった疑惑」を取り上げている。リンクじゃなくてスクショ画像です。
●女子パシュートは日本が予選1位を取れたから、準決勝でカナダとオランダがあたる。
カナダは4年前に3位決定戦でアメリカに敗れたときに「私たちは準決勝も3決も、同じ3人で戦った。ほかの国は4人目のメンバーを使ったり、アメリカは準決勝でオランダ相手に流して体力温存したのに、うちだけ3人で全力だった。そのせいで負けた」と、ブロンディンが不満たらたらだったのを覚えている。
今回、カナダやオランダは準決勝で4人目のメンバーを使うのか。ベストの3人で行くのか。日本はロシア相手なら、押切さんの出番だろう。
●日本とカナダに大きく遅れた3位になったオランダは、ビュストが「本当に良くなかった。このタイム差は衝撃だ。私たちは分析する必要がある」。
実は1週間ほど前、あるコーチが「ビュストはパシュートで手を抜いている」と批判し、ちょっとしたお家騒動になっていた。
●ジャンプのラージヒルは、ゼッケン47番、49番、50番が、金・銀・銅。今季のワールドカップの上位選手がポディウムを独占という、さすがの結果だった。やっぱり、ラージだとこうなるのか。
金メダルはノルウェーのリンドビーク、小林陵侑は銀メダル! リンドビークのほうがウインドポイント付いているから、小林陵侑よりちょっと不利な追い風の中で140mは文句なし。