統合失調症 家族の理解
家族というのは、自分にとって一番近い存在だけあって、やっぱり他人とは違い、感情的になってしまうということがあります。
うちの家族も父や母が僕の統合失調症を理解するのには、時間が掛かりました。
丁度、うちの姉は福祉の勉強をしていて、その姉のお陰で父母の理解も得られるようになってきたのです。
それまでは、僕が幻聴や妄想に苦しめられていたときも、両親は、特に母は僕に対してどう扱ったらいいのか、分からない様子だったと後になって聞きました。
姉も僕に協力的だったし、友人は「作業所行け、作業所行け」とハッパをかけてくれて、今の自分があるように思えます。
だけれども何より、母と父と言い争うことが多かった発症当初でしたが、実家で暮らしていけたのも、家族の理解があったからなのだと今では思います。