フランスでのハンディキャップと雇用

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みなさんこんにちは。今月のフランスにおけるSDGのテーマは、”人間の平等”、フランスにおけるハンディキャップについてお話したいと思います。
昨年11月は、ハンディキャップウイークで、私の働いている会社でもどのような取り組みができるかなど考える時期でした。そのきっかけで、知ったのが”café joyeux”という名のコーヒーショップ。黄色の包装デザインが目につき、可愛いお店ですが、実はダウン症の方が主に働いているコーヒーショップです。

フランスのダウン症の方の人口は、65000人
ハンディキャップの方の失業率はない人の2倍にあたり、その中でもメンタルにハンディキャップがある人が就職できる人口はたったの0.5%。

Café Joyeux は、そういった現状を踏まえ、2017年にオープンし、ハンディキャップを前面に出して、人と出会うこと大事にしています。もちろん、誰でも働けるということではありませんが、スペシャリストの方々の研修を受け、お店の運営に取り組んでいます。パリだけでなく、地方都市レンヌにもお店が展開。今回は、コロナ危機でコーヒーショップが空いていなかったので、ネットでエスプレッソのカプセルを購入しました。

社会で働く環境が少しでもこうして、チャンスをもっと色んな人に届けていくのは凄くいいことだと思います。

日本でも最近東京の国立にあるスターバックスで、聴者と聴覚に障がいのあるパートナーが共に働き、多様な人々が自分らしく過ごし活躍できるお店がオープンしたそうです。『店舗のコンセプトは“Infinite Possibilities(無限の可能性)”で、ありのままの自分で居られる場所であり、障がいのある若者にとって夢や未来を描ける場所、そしてこの店舗を訪れた誰もが新たな気づきを得られる場所になればと考えていますと』スターバックスジャパンCEOの水口さんはおっしゃっています。


無限の可能性、とても素敵なコトバですね。
コロナが修復し、レストランが空くようになれば、是非コーヒーショップに行ってみたいと思っています。


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