ラグジュアリーブランドのサステナビリティのカタチ フランス

こんにちは、もう4月ですね。春の訪れがフランスにも来ています。

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今日のフランスのサステナビリティに関するテーマは、

#ラグジュアリーブランドのサステナビリティ

パリコレのファッションウィークが開催されるファッションの街パリですがここ最近、高級ブランドでもリサイクル素材を使った商品や、upcycling、環境への取り組みなど目立った動きが出てきました。

オーガニックコットンはもちろん、店舗展開にも環境に配慮しているサンローラン、動物性のレザーを使わず環境に優しい素材を使うステラマッカートニーなど沢山のブランドが取り組みを始めました。(参照:https://www.harpersbazaar.com/jp/fashion/fashion-column/g27564103/sustainability-high-brand-190601-hb/?slide=1)

CHLOEは、ケニアの女性職人が一つずつ編み上げたUpcycling仕上げの夏のバスケットバッグを販売し、大人気となっています。

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私の大好きなブランドでもある、LOEWEでは、サングラスの売り上げの15€を環境に関わることに献金、リサイクル素材を使った商品のラインアップや今まで捨てられていた、革の切れ端を、捨てずに新たに鞄のでデザインに挿入したり、デザインの中にサステナビリティが組み込まれています。(参照:https://www.vogue.fr/mode/article/loewe-collection-sacs-accessoires-upcycles)​

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環境に無理のない、持続可能なデザインを創っていくことはとてもこれから必須だと思います。いわゆるファッションブランドは、主に1年で4回のコレクション(春・夏・秋・冬)を発表するわけで、その度に物凄い広告料と制作料と時間、そしてあらゆる素材を使った新しい商品が店頭に並び、1シーズン過ぎ去ると全て売れるわけでもなく、アウトレットに売り出され、それでも売れなければ、最後はとても残念な始末に終わってしまいます。

クリエーションを維持していくことは大切ですが、サステナビリティと共に、環境に優しいデザインの在り方をこれからはもっと大切にしていくべきだと思っています。

世界が注目するブランドが、サステナビリティに貢献するのはものすごく影響力があるコト。若い世代の人にももっともっとメッセージが伝わっていけばいいですね。



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