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自由な時間の使い方

最近はめっきり寒くなり、いきなりらしくなってきましたね。

急な気候の変化に身体の調整が追いつかず、体調を崩されている方も見受けられます。

2024年もあと2週間程度です。

健康なまま年末年始を迎えられますよう、ご自愛ください

可処分時間の使い方について考える

さて、今回は時間の使い方について改めて考えています。

日々の暮らしの中で、仕事や睡眠、食事など生活に必要不可欠な時間を除いた、自由に使うことのできる時間のことを可処分時間と呼びます。

総務省の令和3年社会生活基本調査によると、1日の可処分時間は平均で約6時間16分だそうです。意外とありますね。

この時間は、個人の判断で自由に使える時間であり、その使い方次第で人生の充実度が大きく変わる可能性を秘めています。

かつてはテレビや読書、音楽鑑賞などが主な時間の使い方でしたが、現在ではSNS、スマホゲーム、動画視聴など、デジタルコンテンツの消費に多くの時間が費やされる傾向にあります。

毎年定点観測している、総務省の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、令和5年は60代未満の全年代において、オールドメディアを利用する時間よりもインターネットの利用時間ほうが長くなっています。

[平日]主なメディアの平均利用時間(全年代・年代別)

近年は年配の方もテレビをモニター代わりにして、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴しているので、ともすれば60代以上もインターネットを使っている自覚がないままネット動画を見ている可能性すらあります。

ビジネス動画メディアの台頭

かくいう私も、デジタルコンテンツを消費している時間が増えたという実感があります。

特に今年は、FacebookやInstagramなどのSNSを使う時間が減り、代わりにYouTubeやTikTokなどで動画を視聴している時間が増えました

その背景には、PIVOTReHacQM&A CAMPなどのビジネス動画メディアをはじめとして、コストをかけて本気で運用されているYouTubeチャンネルが成長してきたことが影響しています。

これらのチャンネルに共通することは、マスメディアには登場しない経営者やビジネスパーソン、専門家などが出演して、ここでしか聴けない生の情報を提供しているという点です。

バズって稼ぐオールドYouTuberは失速し、代わりにガチなビジネス活用が増えてきたという印象で、個人的には喜ばしい状況です。

現在のYouTubeは暇つぶしの道具から一歩進んで、良質な学習コンテンツを入手できるメディアになってきました。

前澤氏のYouYubeチャンネル活用

YouTubeのビジネス活用については、先月カブアンドというサービスを公開された、前澤友作氏の立ち回り方は興味深いものがありました。

前述のPIVOTやReHacQをはじめ、令和の虎CHANNELホリエモンチャンネルといった多数の人気ビジネス動画メディアを軒並みハックして、連日これから始める自社サービスのPRを行いました。

一連の動画は、コンテンツとしても非常に面白く秀逸です。

著名な経営者同士がビジネスアイデアについて語るところなんて、お金を払ってもそうそう見れるものではありません。

問題は、このような見応えがあって有益なコンテンツが、無限に近いペースで提供されているということです。

摂取する側が賢く取捨選択していかなければ、与えられたコンテンツを消費しているだけで一生が終わってしまいそうです。

おそろしい。。

可処分時間は有意義に使いましょう

このように、企業は従来の可処分所得の奪い合いから、可処分時間の奪い合いへと、マーケティングの焦点を移行しています。

このような状況下で、わたしたちは自身の可処分時間をどのようにマネージメントしていくかが重要になってくるでしょう。

可処分時間は限られた資源です。有意義に使いましょう。

いや、本当に。

では。


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