無限スクロールのメリットとデメリット
デザインをするとき、無限スクロールとページネーションどちらを使うのが適切か悩んだことはありませんか?今回は無限スクロールに関してメリットデメリットを紹介しますので、デザインをする際に参考にして頂けると嬉しいです。
無限スクロールとは
無限スクロールとは、ユーザーがスクロールするとコンテンツが無限に表示されるページのことをいいます。
TwitterやPinterest、Facebookが代表的なプロダクトです。
無限スクロールのメリット
①早くて簡単
スクロールはクリックせずにコンテンツを読み込むことができるので、早くて楽です。
例えばInstagramのようなSNSでは、コンテンツを無限にスクロールできる方がユーザーの探している投稿を楽に早く探すことができるので、スクロールが向いています。
②ユーザーの滞在時間を伸ばす
無限スクロールは膨大な情報を探すために最適です。
終わりがないため、ユーザーはコンテンツに集中でき、没入感を高めることに繋がります。
無限スクロールのデメリット
①ユーザーの現在地がわからず、再び該当箇所に戻ることが難しい
無限スクロールでは、ユーザーがスクロールしてそれまでに見つけたコンテンツに戻りたい場合、対象のコンテンツに戻りづらいことがあります。
またスクロールの途中で別ページに移動したり、サイトを閉じて戻ってきた場合、再度スクロールして目的のコンテンツを探す必要があります。
②読み込みに時間がかかる可能性がある
ユーザーがスクロールを繰り返すほど、表示すべきコンテンツは増えていきます。それに伴いコンテンツの読み込みに時間がかかってしまうと、すぐにユーザーは不便だと感じサイトから離脱してしまいます。
③フッターの表示が不可能になる
無限スクロールを採用する場合、フッターにアクセスができなくなります。
無限スクロールを使う上で気をつけたいこと
・無限スクロールでスクロールをしてから別ページへ移動し戻ってきた時、ユーザーがコンテンツを離れた時の位置に戻しましょう。
たまに最上部に戻ってしまうサプリやサイトがあります。そうするとユーザーは目的のコンテンツまでまたスクロールしなければなりません。
・フッターが非表示になるため、固定するまたはサイドバーに移動しましょう。
次回はページネーションについてまとめます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?