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iOS Human Interface Guidelinesの概要

今回からiOS Human Interface Guidelinesについてまとめていきたいと思います。

Human Interface Guidelinesにはデザインの原則、振る舞い、どう使えば良いのか、というデザインの基本が詰まっています。

ただビジュアルが良いだけでは優れたデザインとは言えず、すべてのデザインに意味がなければなりません。その基本が書かれているのがHuman Interface Guidelinesですので、しっかりと理解し使用することができるようになりましょう。

基本三原則とは?

デザインの三原則は以下になります。

明瞭さ(Clarity)

・あらゆるサイズで読みやすいテキスト
・簡潔でわかりやすいアイコン
・装飾は控えめで適切に
・機能性を重視する
・余白、色、フォント、グラフィック、そしてインターフェースの要素はコンテンツや機能性を明確に伝えるべきである

尊重(Deference)

滑らかな動きと鮮明で美しいインターフェースは、人々がコンテンツを理解するのを助けます。

コンテンツは通常画面全体に表示されますが、半透明とぼかしは多くの場合ヒントになり得ます。

ベゼル、グラデーション、ドロップシャドウの使用を最小限に抑えることで、インターファースがデザインの主役なのではなく、コンテンツが主役であることを示します。


奥行き(Depth)

明確なレイヤーとリアルな動きは階層を伝え、活きいきとした動きをを与え、人々の理解を助けます。

触れたり発見することで人々の喜びが高まり、文脈を失うことなく機能や追加コンテンツにアクセスすることができます。またトランジションは人々が深層性を理解する助けになります。

まずはこれらの三原則を理解するのが重要です。次回はアプリのインパクトを最大限にするためのデザイン6原則についてまとめます。

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