Our Music:Tatebayashi 制作ノート #3
今回も撮影の中で出会ったお店などについて書きます。
・Funky Sound BAR さぼ~る(バー/カラオケ)
3話で訪れた"さぼ~る"はアットホームな雰囲気でカラオケも楽しめるバーです。店内には所狭しと無数の楽器が並べてあり、陽気な名物マスターがカラオケの合間にそれらで合いの手をいれてくれたりもします。以前は今よりも駅の近くにあってバンド演奏もできる広いお店だったそうです。前の店舗の時代を合わせるとかなり長い歴史があります。歌い放題飲み放題で3000円。撮影では何度もお世話になりました。(VTM)
カラオケであり音楽バーでありスナックのようでもある。国道を少し奥に入った道にあるさぼ〜る。マスターの人柄もあって本当に楽しいお店なのでたまにフラッと行きたくなってしまいます。このお店での撮れ高がありすぎて本編ではなんと2話分にわたって登場します。マスターにはたくさん歌っていただき、忌野清志郎/欧陽菲菲/スタンド・バイ・ミー/そしてオリジナルソングを撮影させてもらったのですが、本編では泣く泣くカット。。。マスター、ごめんなさい。。。(天野)
群馬県館林市美園町20−18
・フードプラザ コスモス(洋食/喫茶)
ずっとランチ500円をつらぬくリーズナブルな価格設定で地元に愛される老舗。ラーメン、カレー、焼きそば、オムライス…素朴なメニューが揃っています。本編には登場しませんが、ロケハンの際に訪れて昔の館林のお話を色々と聞きました。もともとは駅前にあり、一度移転して今の位置にあります。こちらも長い間館林の風景を見続けてきたお店です。(VTM)
第2話で登場した「台湾屋台 蔡の店」のすぐ近くにあります。館林駅からも徒歩で行けるのでおすすめ。温かい人柄のご夫婦が切り盛りするお店です。(天野)
群馬県館林市本町2丁目7−1
・気楽なクラブ 出逢いの館 (キャバレー跡地)
かつてキャバレーだった場所の跡地。なんとも言えない店名。だいぶ前に閉店してからシャッターが閉まったままになっています。この入り口から階段を降りた地下に広いフロアがあり、ディスコというよりもキャバレーといった雰囲気だったようで、フードプラザコスモスのご夫婦に昔の館林の話を聞く中で教えてもらいました。中はまだそのままなのでしょうか…。どんな音楽が流れどんな人たちが踊っていたのか…想像が膨らみます…。
図書館で昔の館林の資料を調べてみたのですが、昭和30年代以降は高度経済成長とともに館林周辺の生活は一変し、駅の近くにはキャバレーや映画館などの娯楽施設も作られてかなり賑わっていたようです。当時の娯楽施設の中では巨大な温水プール(大ローマ風呂)のある"分福ヘルスセンター"(場所は現在の東武トレジャーガーデンあたりらしいです)が特に有名だったようです。昭和30年代の駅前には分福茶釜のタヌキの形のとても可愛いネオンがあったみたいで、分福茶釜ネタは昔から館林観光の重要ポイントだった気がします。タヌキのネオンは検索したら写真が出てくると思うので調べてみてください! (VTM)
・「Our Music: Tatebayashi」playlist
動画は LINE NEWS 「VISION」にて配信中
https://news.line.me/issue/oa-vi-ourmusic/byhgtc1ik4jz