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価値の序列と優先順位

寝る前のルーティンとして、おかんはヒロチン師匠の動画を毎晩1本は観るようにしている。その中の何本かはすでに数回以上みているが、この動画はおかんが最初に師匠に出会い、衝撃を受けてしまった動画のひとつ。その内容はひょえーーーーっとなるもので、かつ胸がぐううっつーーーーと締め付けられるのだ。(大阪人特有の擬態語ですんません。) 

その動画がこちら👇👇👇👇👇👇👇👇

この動画で師匠は、次のようなことを説いている。

自分と自分の家族や仲間がより豊かに生きるための価値の優先順位を  わかっていないと、幸せ基準で生きることができない。

まず、その価値の序列とは何なのか?価値の序列は7カテゴリーあって、

   1.仕事 2.お金 3.パートナー家族 4.友達・仲間 

     5.知識・教養 6.宗教哲学 7.健康・美容

というもの。おかんの優先順位ナンバー1は、家族、これは間違いない。 それからお金がきて、友達・仲間と健康・美容ががおなじぐらい。    そして仕事、知識・教養、宗教・哲学の順番である。
この優先順位を考えた時に、自分で驚いたことがある。それは.......

                  仕事が優先順位の中では下位のほうだったことだ。

というのも、おかんは高校生の時からアルバイトを始め、大学時代も本業が学生かアルバイトか、どっちかわからないぐらいずっと働いていた。そして卒業後も仕事、カナダに渡ってからもすぐ仕事を始めた。3人の子供を産んだ時も、それぞれ予定日の1週間ぐらい前までは普通に働いていたし、最初の子供の時は産後3か月半で仕事にフルタイムで復帰した。そしてアメリカに来てからも、2週間目で仕事を得て今に至っているという訳である。よくよく考えてみると、おかんは人生の大半を仕事をしてきたのだ。

そして、その仕事がいやだったかというと全然そうではなくて、とても好きでやっていたし、今も仕事は好きか嫌いかと聞かれると、かなり好きだとはっきり言える。なので、この優先順位を考えた時、仕事が下から数えて3つ目となっていたのは、自分自身でとてもびっくりしたのである。     

ここでおかんは、ひとつの疑問にぶち当たった。
            

好きなこと・好きなものと自身の価値の優先順位は必ずしも比例しないのか?

そしておかんは、いくら好きだとはいえ、おかんはこの優先順位低めの仕事を、人生の大半以上をかけてやって来た(今もやっている)現実を、この動画でまざまざと見せつけられたのであった。この時の衝撃は、大学生の時住んでいたアパートが、用があって1日だけ実家に戻っていた日に火事で丸焼けになってしまった跡をみた時以来だ。おかん、泣き崩れる😭・・・・・・ んわけないやんか。もう過ぎ去ってしまったことはしゃあない。たとえ人生の大半が過ぎ去っていたとしても、泣けどわめけど戻ってこないのだ。だからおかんは、これからの熟女人生、自分の幸せ基準で生きていくために、すぱーーーん“っと気持ちを切り替えて、価値の優先順位の高もの数個にフォーカスしてやっていくのだ

そして動画で師匠は、

子供や家族に話かけられたときに「母ちゃん忙しいねん、後にして。」と、絶対言うてはいけないことです。

言われているが、おかん、たぶん3人の子供にそれぞれ1億回ぐらい言ってきたと思う。優先順位トップの家族に、優先順位が低い仕事がか“忙しい“ からといって、なんてことをほざいてきたんやろう。彼女らに、今までごめん!っていうだけでは済まされない、取り返しのつかないことをしてきたんのではないだろうかと、かなり罪悪感にさいなまれたし、今もこの動画を見るたび子供たちに、

            アホなおかんでごめん。

と胸がぎゅーーーーーんてなるのだ。が、しかしこれも、もういくら悔やんでも言うてしまった事実は変えられない。なので、今後は “忙しい“という言葉を断捨離して、手を止めて子供たちときちんと向き合っていくということで修正していく。

と、おかんは今晩も緑茶を片手にエンパイアステートビルに乾杯しながら 1日の終わりを過ごすのだった・・・。

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今晩のエンパイヤちゃんの色は、初めて見るコンビネーションの、    黄・緑・青。3月に入ったからなのだろうか?


ニューヨークあるある・32

マスクをつける文化のない北米なのに、マスクがどこも売り切れという話を聞いた・・・。

Have a nice day! 


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