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30年ぶりの出来事 後編

注: 内容が不快に感じられる方がいらっしゃるかもしれませんので、そういった内容にセンシティブな方は、本日はお読みにならないでください。


昨日の、30年ぶりの出来事の続きです。前編は以下からご覧いただけます。

早朝の涼しい時間に、買い出しを終了したオカン。アパートに帰ろうと歩いていると・・・。古い形のベンツが!昔、夫がよく似たスタイルのベンツに乗っていたので、まだこんな古いモデル走ってるんやあ・・・!😳と思いながら歩いて行くと、運転席に男性が座っているのが見えた。歩き進めていくと、運転席の男性が目を細めているのが見て取れた。

特に何も考えずに、オカンはそのまま足を進めていった。そして、そのベンツの真横を通り過ぎようとすると、ベンツの窓は開いており、中から

                ‘’HEY!‘’

と、呼び止められた。その声に反射的に立ち止まって、呼び止められた方向、つまり、車の中を見ると、な、なんとおっさんの下半身がスッポンポン!!!

              ‘’HEY....Please.......‘’

なんやと!何がプリーズじゃ・・・・大きな声で叫ぼうかと一瞬思ったが、ガン無視で涼しい顔をして、そのまま立ち去った。恐怖心は全くなかったが、念のため大きな通りに出るまで振り返えらず歩き続け、そこに出てから車の写真を証拠写真として取ってやろうと、バックパックをガサゴソしていたら、おっさん、オカンが携帯を探しているのを気が付いたのか、車を急発進して消えていった・・・。

気を取り直して、アパートへ帰る途中色々考えた。

おっさん、オカンがサングラスをしてマスクをしていたため、若いギャルと間違えたのか?もしくは、熟女好み?もしくは、アジア人が好き?人がなかなか通らないので、もう誰でもよかったのか?車を急発進したときも、スッポンポンのままだったのか?

そしてその時ふと、約30年前に京都で同じような状況に出くわしたことを思いだしてしまった。携帯電話がない時代、下宿先にも電話がなかったので、友達に電話をするのは近くの公衆電話まで出かけて行く必要があった。その時はなるべく人通りの多い明るい道を歩くようにして、公衆電話も車がバンバン通るロケーションを選んで使っていた。ある夜、といってもまだ8時ぐらいだったと思う、電話が終わって下宿先に帰ろうと歩いていると、車道に一時停止している車があった。その横を通り過ぎた時に、

              ‘’すみません‘’

と、開いている窓から呼び止められた。反射的にそちらをみると、おっさんが下半身スッポンポンで目を細めてオカンの顔を見ていたのだ。そして、

            ‘’すみません、お願い・・・‘’

と言った瞬間オカンは、‘’きゃっ、変態、痴漢!‘’

と大声で叫び、近くのコンビニに駆け込んだ。駈け込んでから、外を見るとその車は既に立ち去っていた・・・。


という、すっかり忘れていたことを今日思い出した。そして、今日30年を経て、同じような体験をして思ったこと・・・。

国も時代も違っても、そういったおっさんは存在する。そして、声のかけ方も全く同じ、目を細めながら、日本語であっても英語であっても     【すみません、お願い。】🤣

変わったのは、おっさんのすっぽんぽんの下半身をみせつけられても、恐怖心も感じず全く動じなくなって、いる自分。😅 図太くなっているのは身体だけではないと、コンビニに駆け込んだ頃の自分に見せてあげたい。😂



ニューヨークあるある 99

週末とはいえ、コロちゃんがまだ収まっていないとはいえ、早朝とはいえ、どうしてこんなに人が少ないんだろうと思ったが、ニューヨークのお金持ちは、夏はハンプトンという避暑地に行っているのだ。

Have an awesome day!

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