見出し画像

Find the good in others.

人を本気で嫌いになることがほとんどない。口うるさい上司なんて何人も見てきた。毎日フロアの端まで聞こえるような大声で怒鳴られていた時期もあった。入ってきたばかりの新人は毎日怒鳴られている先輩を見てビックリ。それでも嫌いになることなんてなかった。

納得できないことがあった時、自分自身が変わって柔軟に対応することができるのか、それともただ愚痴をこぼすだけなのか。

「あの人は期待しているから厳しく言うんだ、自分のことを思ってくれている。期待に応えよう。」

「こっちの事情も分かってないくせに怒鳴りやがって・・・。」

間違いなく自分の思考は前者に近い。そりゃ怒鳴られた瞬間、その一瞬は「なにくそ」って思うけど、すぐに前向きな思考に転換する。この上司は部下たちに全く好かれていなかったけど、自分は彼が好きだと公言している。なぜなら、厳しいけど仕事ができる、部下を育てようという気がある、そんな彼の良いところを誰よりも知っていたから。


これは極端な一つの例に過ぎないけど、人の良いところを意識して生きると、人生が豊かになると思っている。苦手なところが6つある人でも、素敵だと思える部分が1つでもあれば、その1つに対しリスペクトする。気づいたらその人のことを嫌いとは思わなくなる。

ある程度関わりのある人に対しては、その人の好きなところ、良いところを何個もあげられる。

敵を作って、愚痴ばかりこぼすのは時間の無駄遣いだ。それより、深呼吸して良いところを探してみよう。飲み会とか、ふとした時に、その良いところを本人に伝えて、褒めることも忘れずに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?