志をどうたてるか
1on1のセッションで、人生の目的を見つけることの困難さに直面している優秀な若者と出会った。
今の私の周囲には、年齢のせいもあってか「自分の人生」を自分で選んで生きてる人が多くて、その自分の人生の中で、世のため人のために働くことのできる幸せを自覚しながら、人と繋がって、夢や希望を語り合う場面はあっても、人生の目的が見えないと語る若者と出会う機会がこの数年ほとんど無いのだった。
冒頭の困難を抱えた若者の気持ちの底にあるものは、実存の問題であろう。私は、そういう困難は、社会との繋がりの多様性によって解決されるものだと感じている。
人間は社会的な存在で、社会という文脈の中で自分の存在を確かめることができる。
社会との接点が多ければ多いほど、その折々に、自分がどういう存在であるか、あるいは、どういう存在で有りたいかという判断とそして他者からの評価にも直面し、そこで自分の存在を確かめ、その中で、自分が社会に対して貢献できることは何か?という使命を発見するチャンスに恵まれると感じている。
人生の目的を発見できるチャンスを得るためには、社会との接点を増やす努力が必要で、自分から社会との接点を増やす動き方をせねばならない。
オンラインイベントでも、自分の住む街の活動でも、なんでもいいと思う。
飲み屋でも、レストランでも、ジムでも、ともかく社会に開かれた場に行き、自分と社会の接点を増やすことで、実存を確かめる。
そういうことを繰り返して、自分の中に価値観が育っていくのでしょう。
そんなことを思うと、セレンディピティのことを思い出した。
「キャリアは100%意のままにコントロールできない。8割は偶然の出来事によって決定されている」
というスタンフォードの先生の話、同感。
この記事に私の言いたいこともまとまってたー!
https://agent-network.com/column/workstyle185/
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