Scratchは、プログラミングの最適解
当教室では、基本的に入会・本講座開始時は「基礎コース(Scratchコース)」からとしています。
最近では、「学校でScratchをしているから、Scratch以外が良い」「Scratchは出来るから、違うのが良い」とご意見・ご相談が多くなりました。実際、Scratchは学校で採用されているケースが多く、またChromebookやタブレットでScratchで遊んでいる子供たちも多く居ます。
その上で、何故 Scratch なのか?という部分ですが、主に4つのポイントがあります。
論理的思考力が身につき、他のプログラミング言語への応用可能
オリジナル作品制作で子どもの創造力と問題解決能力が育つ
家庭で手軽に利用でき、特定の環境に依存しない学習コンテンツ
作品を共有できるグローバルコミュニティがあり、深い知識を身につける
論理的思考力が身につき、他のプログラミング言語への応用可能
Scratchで使われている内容は、他のプログラミング言語(JavascriptやPython、C#など)への応用が可能であるという点です。コードプログラミングを学んでいく中で、for文(繰り返し処理)やif文(条件分岐)、関数や変数といった内容が出てきた時に、Scratchで学んだ「ずっと」や「もし~なら」などの内容と絡めて思う出すことで、よりスムーズな学習に繋げることが出来ます。
オリジナル作品制作で子どもの創造力と問題解決能力が育つ
要点を抑えることは必要となりますが、画一的な答えではなく、答えへのアプローチは様々な方法があります。また、デザインについてもオリジナルのスプライトを作成することが出来ます。特に、この2つの要素は、Webサイトの作成やアプリ開発をする時に、大きな能力となります。基礎コースを受講していく中で、何に興味があるのか?また、何が得意なのか?という部分を確認し、その後の学習に繋げていきます。
家庭で手軽に利用でき、特定の環境に依存しない学習コンテンツ
Scratchは、無料でウェブベースで利用することが出来ます。学校を始め、多くの場面で Scratch が採用されているのは、この点が大きいです。
プログラミング全般で言える事ですが、開発ソフトウェア・ツールは無料で配布されているケースが多くあります。
Scratchは、特定の環境に依存しない仕組みであるため、復習や予習を容易に行うことが出来ます。当教室では、作品をクラウドサービスを通じて、自宅でダウンロード可能な仕組みを取っています。
作品を共有できるグローバルコミュニティがあり、深い知識を身につける
Scratchは、アカウントを作成する事でグローバルコミュニティに作品を公開したり、他のユーザーの作品を遊んだりすることが出来ます。Scratchという同じ環境で、あっと驚く作品を見つけ、仕組みを学習することが出来ます。また、作品公開を通じて、作品についてのフィードバックを受けることが出来ます。
最後に
Scratchは、高度に作り込まれたプログラミング学習ツールです。
Scratchを正しく学ぶ事が、プログラミング学習において最適解と考えており、プログラミング学習初期段階において、最重要のプログラミング言語の位置づけとしています。
当教室のScratchコース(初級)は、プログラミング能力検定協会が策定した「CFRP」の内容のビジュアル言語・レベル3相当の内容を約6カ月で学習します。
Scratch初級は、1コマ毎にゲームやアニメーションなどの作品を制作します。トライ&エラーを重ねながら、「できる!」を積み重ねていきます。
初級修了後、中級・上級へステップアップすることが出来ます。
中級・上級は完成作品を視聴後、これまで学習した内容から答えにアプローチしていきます。要件定義などの要素も追加され、より実務的な流れで学ぶことが出来ます。