猫、レゾンデートル。
哲学者の名前をじゅうにんぶん、言い終わるまで降りれない電車、中吊り広告の美人はたぶんわたしより美人、いつまでもできないフリック入力で検索した次の満月、知ったところであなたが本当は欠ける日なんてないことを思い出すだけ、四角かったらきっと欠けるだの満ちるだの言われないのにね、たしかにね、人間ももう少し四角かったら、よかったね。
シュレーディンガー、
結局のところわたしは海から生まれてなんていなくって、多数決で泳がないことに決めた。水色の猫を見つけるためだけに生まれて、見つけられないまま死ぬ、食べ物とは思えないねブルーのステーキ、生まれたときにかけさせられた色眼鏡、似合うね、バカみたいな陽射し、まぶしいからずっとかけていようね。
夜の闇に紛れて見逃した水色の猫、が、いるかもしれないから死ぬまで生きてみようね。
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生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。