第５３回高松宮記念〈ステップレース検証・調教診断〉
対象レース(レースの振り返り)
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上記重賞レースを振り返り、評価する
ステップレースの評価
⚫︎オーシャンS
GⅡレベルの高評価も、同じ舞台のスプリンターズSへの期待が大きい
高松宮記念に向けては、3、4着馬が面白いと思ったが…
⚫︎シルクロードS
高松宮記念と同じ舞台、ステップレースとして非常に良い内容
このレースの結果が、ステップレース検証のベースとなる
⚫︎阪神C
ハイレベルとまでは言わないが1,400mのGⅠと評価
GⅠだけに、1,400m走れる力は必要、好走馬には注意！
⚫︎阪急杯
GⅡ相当の評価も、馬場傾向の影響も大きい
ただ距離短縮となる高松宮記念に向けては、良いステップ
⚫︎京都牝馬S
牝馬限定のGⅢレベル、1,400mの適性が出た印象
本番は、惜敗組の方が妙味ありそう
⚫︎香港スプリント
レースレベルは悪くなかったが、日本馬は奮わず
昨年まで日本のスプリント界を牽引した馬に限界を感じた1戦
⚫︎スプリンターズS(21年)
時計が速く、馬場コースの選択が、勝ち負けのポイントだった
ハマったか否かのレース、GⅠとしてはそれほどレベルは高くない
⚫︎スプリンターズS(22年)
1,400mを走れる力が求められたレース
GⅠとしてはレベルが高いとは言えない、運の要素が強かったね
出走馬の評価
１位：⑮ナムラクレア
２位：⑦ヴェントヴォーチェ
３位：⑫アグリ
４位：⑭トウシンマカオ
５位：⑯グレナディアガーズ
６位：⑱ウインマーベル
７位：⑬ファストフォース
８位：⑨ディヴァナシオン
９位：⑧ロータスランド
１０位：⑪ピクシーナイト
１１位：⑤メイケイエール
１２位：⑥ナランフレグ
１３位：④ダディーズビビット
１４位：⑰ボンボヤージ
１５位：③キルロード
１６位：①トゥラヴェスーラ
１７位：②ウォーターナビレラ
１８位：⑩オパールシャルム
まず、昨年の香港スプリントの結果から、
昨年までの日本のスプリント界を牽引してきた馬たちには限界を感じる
ならば、新勢力、世代交代に期待をしたい
その1番手は、4歳馬⑮ナムラクレア
前走のシルクロードSの勝ち方が、とても良かった
まだ余裕残しの状態での強さ
いま最前列にいる、ここは日本馬スプリント界を背負って立つ意味でも、
一気ゴールテープを切って駆け抜けて欲しい
2番手候補には、
オーシャンS馬⑦ヴェントヴォーチェ
阪急杯馬⑫アグリ
京阪杯馬⑭トウシンマカオ
3頭を挙げる
⑦ヴェントヴォーチェ、は確かに中山1,200mが合っている
ただ強い勝ち方だった、斤量と中京コースでの脚の使い処がポイント
⑫アグリ、は上がり馬らしい勝ち方、距離短縮もプラスになりそう
58kgの斤量に不安は大きいけど、面白い存在だね
⑭トウシンマカオ、は昨年の京阪杯の勝ち方がすごく良かった
今年初戦のシルクロードS、馬体重+12kg、斤量58.5kg
4着も悲観する内容ではない、ここはチャンス、勝負だね
勝ち馬候補には、ここまでの4頭が挙がるかな
3番手グループには、
阪神C2着、地力ある⑯グレナディアガーズ
スプリンターズS2着、タフなレースに強い⑱ウインマーベル
シルクロードS2着、地力付けてきた⑬ファストフォース
オーシャンS2着、ハマった時の爆発力⑨ディヴァナシオン
のステップレース惜敗組がいる
特にタフな条件になりそうだし、⑱ウインマーベル、には注意しておきたい
⑪ピクシーナイト
復帰初戦がGⅠの舞台、さすがに酷だよね
とにかく、無事に戻ってきて欲しいね
調教診断
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