第35回香港カップ〈振り返り〉
レースラップ
26.12-24.50-23.73-23.24-23.07
2.00.66
コース・レースの特徴
スタンド前、ホームストレッチからのスタート
スタート100mくらいで、すぐにコーナーへ
しかも2コーナーに掛けて上り坂
ここで無理してでもポジションを取りに行くか、
無理せずスタミナ温存し後半に賭けるか、
騎手の判断・決断が試される
バックストレッチは平坦だが、先行馬もスイスイ行くため、動きは少ない
3角からは下り坂、スピードが乗る
そのスピードを4角で制御出来るかもポイント
理想はインコースから、先行馬のすぐ外のコースを取る乗り方
直線は平坦430m、最終的にギアをトップまで上げての末脚勝負
器用さ、Power、スピードの持続力が求められるコース
レース振り返り
2Fずつのラップが、どんどん速くなっていく
スピードの持続力、スタミナ・持久力が求められたレース
最初のコーナー1角は①⑨②⑫⑩③の順に通過
これらの馬の最終着順は、
前から10着、12着、11着、1着、9着、8着
つまり、⑫ラヴズオンリーユー、以外
しんがり着順からの5頭(8~12着)
先行馬にとって、このレースがどれだけ酷なレースだったか、
理解出来るであろう
ラヴズは、その後も4~5番手を追走
ただ直線抜け出す時、包まれて、行き場を失いかけた分、
最後接戦となったが、着差以上の実力差を見せつけられた
⑫ラヴズオンリーユー
最後、ヒシイグアスを追い掛ける姿
力強く、勇ましく、美しく、惚れ惚れしちゃう
あの根性が日本馬初のBC制覇にもたらした
正直オークス制覇した頃は、ここまでの馬になるとは思っていなかった
桜花賞馬、グランアレグリア
オークス馬、ラヴズオンリーユー
秋華賞馬、クロノジェネシス
本当に凄い世代、お疲れ様でした
④ヒシイグアス
大外枠発走で、モレイラ騎手も後方からの競馬で腹を括ったかな
直線での切れ味も良かったが、
ラヴズオンリーユーと並んでからのもう一伸び
結果差せずの2着だったが、力あるところを証明した
GⅠタイトルに王手を掛けている
大阪杯、香港QEⅡ杯、宝塚記念
エアフォーリアは強いが、来年も面白い競馬を期待している
⑪レイパパレ
逃げてこそ、の馬
レースの主導権握れないと脆い面があり、
今回もそんな競馬だった
ただその割に、テンのスピードがない、のが欠点
二段ロケットスタート(スタート2F目にもう一度ダッシュを掛ける)
身に付けないと、復権は遠いかな