第56回札幌2歳S〈振り返り〉

レースラップ

前半1,000m、60.3
上がり4F-3F、48.8-36.8
レースタイム、149.1
勝ち馬上がり、36.1

レース振り返り

スタート2F目から、ラスト2Fまで、
ほぼ一定のラップ
先行馬には辛い展開
勝った⑨ジオクリフ、は前半最後方
その前に位置していた⑦⑩が2着、3着
後半、1番最初に動いたのが⑨ジオクリフ、残り4Fから仕掛ける
次に⑩トーセンヴァンノ、が残り3Fから動き、
最後に⑦アスクワイルドモア、が実質残り2Fの切れ味に賭けた
結果、勝ち馬の能力の高さに、誰も抵抗出来なかった

⑨ジオクリフ、このレベルでは頭2つ抜けている
現状でもGⅡレベルには十分達している
さらに調教診断でも言っていたが、まだ課題もある
それだけ成長も見込める
その点も含め、次走の走りが楽しみである

2着⑦アスクワイルドモア、3着⑩トーセンヴァンノ
この2頭はほぼ同等の力
着順は仕掛け処の差
でも前者は勝負に徹し、後者は自分の力を出す事に徹した、結果に過ぎない
どちらも良い競馬をしたと思うが、勝ち馬との差は明らかになった
まだまだ重賞レベルとは言えないかな

先行馬には厳しい結果だったが、
それ故に残念な結果、現実を突き付けられた
特に調教診断トップ評価①リューベック
レース中、ムキになっていたね
2角あたりで下げて、脚も気持ちも温存出来ていたら、
もっと見応えある結果だっただろう
精神面での成長、レースを学ぶ必要がある
センスだけではまだ勝負出来ない、努力が必要だね

なお2歳戦とは言え(逆に2歳戦だからこそかもしれないが)
複数の馬があれだけ落ち着きなくなるって、
余程のオーラを出していた馬がいたのだろう
結果を見る限り、⑨ジオクリフ、だろうが…
(馬界の中でも、既に大物扱いなのかな?)

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