第27回秋華賞〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り) 

↓3歳牝馬路線の振り返りはこちらから↓

上記、重賞戦線に加え、STV賞、新発田城特別、三面川特別、夕月特別の条件特別戦も加えて、振り返り評価する

ステップレースのレベル

オークス>紫苑S>ローズS>三面川特別>STV賞>クイーンS>夕月特別>レパードS>新発田城特別、の順

オークスは、世代の頂点を決めるGⅠ
タイムも優秀、力のある馬がしっかりと上位に来た印象
特に3着までは世代トップクラスと見て、間違いないであろう

紫苑S、オークス2着馬がきっちり勝ち切ったレース
ステップレースとしてこの上ない内容だった
勝ち馬だけは別格の評価をしておく

ローズSも、トライアル、ステップレースとしては、十分な内容
それだけに、紫苑Sの勝ち馬のレベルが抜けている、と改めて感じる

その次は、2勝馬クラス、牝馬限定の三面川特別(新潟)
待って待ってGoサインでグィーンと伸びる
古馬相手に大人びた勝ち方だった
特別レース組の中ではトップの評価

次は、3勝馬クラス牡馬混合のSTV賞
勝ち気で積極的なレース
最後は古馬に差されたものの、3歳牝馬としては良い内容だった
ただ負けは負け、と冷静に判断しておく

その後が、牝馬限定重賞、クイーンS
微妙にアクセルを踏み続けているような先行馬には厳しい流れ
逆にそれほど速いペースではない分、中団の馬には楽な展開
上位馬は悪い内容ではないが、前日のSTV賞の方が見応えあったかな

夕月特別、2勝馬クラス、牝馬限定戦
中盤ラップが少し緩んだことで、先行馬向きのレースとなった
2着馬にプレッシャーを掛けられても、抑え切る
この勝ち方自体は評価出来る
ただしレースレベルとしては落ちるね

そしてレパードS
上位3頭はそれなりに評価出来る内容も、
レース全体が幼かった
それだけに条件戦であっても古馬混合戦の方が上と判断

最後は新発田城特別(2勝馬クラス、牡馬混合戦)
1,400m戦、上がり3F目のラップが12.3、最後の1Fが12.1
雨で稍重だったとは言え、評価出来るレースラップではない
薄いマークでの逃げ切り勝ち、という評価だね

特別レース組は、すべて前走52kgでの出走
55kgのGⅠオークス、54kgでのGⅡトライアル2つ
やはりこの3つのレースが抜けているよね

出走馬の評価

 1位:⑦スタニングローズ
 2位:⑨スターズオンアース
 3位:⑩アートハウス
 4位:⑧ナミュール
 5位:⑪エグランタイン
 6位:⑮サウンドビバーチェ
 7位:⑯プレサージュリフト
 8位:②ライラック
 9位:⑤ストーリア
10位:⑥メモリーレゾン
11位:①ウインエクレール
12位:③タガノフィナーレ
13位:⑫ウォーターナビレラ
14位:⑬エリカヴィータ
15位:⑭ブライトオンベイス
16位:④ラブパイロー

ステップレースからの勝ち馬候補は、
⑦スタニングローズ、⑨スターズオンアース、⑩アートハウス、⑧ナミュール
の4頭‼️

2冠馬⑨スターズオンアース、は筆頭候補だが、
オークス2着馬⑦スタニングローズ、の紫苑S
間違いなくレベルUPをしていた
オークス、紫苑Sの合わせ技で、トップ評価とする

⑩アートハウス、もローズSでレベルUPを感じた
ただしオークス7着馬、上位2頭を超えるまではいかない

そして⑧ナミュール
ポテンシャルはGⅠ級、完璧に出し切ったら快勝もあり得る
どこまで精神面で成長したか
調教での迫力、集中力で判断したいね

調教診断

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