第62回宝塚記念〈過去レース分析〉
振り返りレース条件
今回と同じ阪神3回4日目の実施した
2007~2011年の5回が対象(良2、稍2、重1)
レースラップ
1,000m通過平均、59.2(良のみ58.9、稍重のみ58.8)
後半6F(3F-3F)平均、37.0-36.2(良のみ36.7-35.2、稍重のみ37.3-36.7)
残り5F平均、60.9 (良のみ59.5、稍重のみ61.7)
残り4F-3F平均、48.5-36.2 (良のみ47.3-35.2、稍重のみ49.2-36.7)
勝ち馬上がり、35.7 (良のみ34.7、稍重のみ36.0)
レースタイム、2.12.4(良のみ2.10.7、稍重のみ2.12.7)
王道の勝ち方
①4角先頭で押し切りか
②中団待機(4角で先頭から5~6馬身後ろ)
の2パターン
どちらにしても、稍重・重馬場くらいの緩い馬場で対応出来るだけの
持久力、スピードの持続力が必要
極端なギアチェンジ、切れ味は求めていない
トップギアではなく、サードギアでどれだけのスピードを出せるかの勝負!
脚質別傾向・馬診断の際のポイント
逃げ馬
阪神2,200mは内回りコース
助走が短い中で急坂を駆け上らなくてはならない
相当な前駆に馬力(前脚のPower&Speed)が必要
調教でも前脚の力強さで、前へ前へ進んでいく感じがあるかがポイント
先行馬
先行馬も逃げ馬と同じポイントだが、
4角ではほぼ先頭にはいたい
逃げ馬以上に長い脚が求められるため、
絶対的な能力が必要と言える
生半可な馬ならば割引が必要
ただし、重馬場巧者には要注意!
差し馬
3~4角でギアを一段上げ助走をつけ、
その勢いで坂を駆け上がっていく
先行馬が坂で苦しむ中、差し馬はレースはしやすい
2分12秒台の決着ならば、人気は関係ない
緩い馬場への適性高い馬は高ポイント
追込馬
春のグランプリレースだけに、直線だけの追込では勝てない
3角からのロングスパートが必要
ラスト5Fを11.8で走り続けられる能力があるか否か
(残り5F59.0、4F47.2、3F35.4)
3,000m超えるレースでも結果を出せるスタミナを持っている馬
ただやはり余程の馬でなければ、割り引いてok