第43回JapanCup〈振り返り〉

レースラップ

4Fごとのラップ、46.5-46.7-48.6
1,000m通過、57.6
上がり4F-3F、48.6-36.5
勝ち馬上がり、33.5
レースタイム、2.21.8

馬場状態

Cコース、クッション値9.7
含水量、4角16.5%、G前13.5%
タイムは驚くほど速い訳ではない
2分23秒台くらいの決着かな
馬場は、前の馬、後ろの馬、イン、アウト、
特別どこが有利という訳ではない
実力がそのまま反映される馬場と言える

レース振り返り

⑧パンサラッサ、が距離関係ない、手抜きなしの逃げ
2,400m戦で、マイル通過1.33.2
3角で先頭と20馬身以上離れていたとは言え、
②イクイノックス、3番手の位置から、
上がりメンバー最速の33.5
4角で馬なりで抜け出したのに対し、
①リバティアイランド、でさえもまともについていけなかった
何も言うことはない
これが世界最強馬の実力
掲示板に入ったのは、すべてGⅠ複数勝利馬
逃げ馬が作り出したハイレベルなレース展開
これぞ国際GⅠというレース
最高のレースだった!

②イクイノックス
現状、どうやったら負けるのか、想像がつかない
調教見る限り、前走秋天の方がよく感じた
それでも、この強さ
今年の凱旋門賞だったら、勝負になっていたであろう
どんな条件だったら負けるのかを知りたいので、
ぜひもう一年、走って欲しいね

①リバティアイランド
この馬としては完璧なレース
しかし4kg差があるのに完敗だった
上には上がいる、この思いを大いに楽しんで欲しいね
この馬も来春は海外進出かな

⑰スターズオンアース
2冠馬の実力を示した3着
一頓挫あったが、調教でも十分な状態だった
調教見ている限り、ギアの上がり方がスムーズで、
中距離適性が高いと感じていたが、
今日はハイペースで、中距離のスピード感が求められたのは
プラスだったね
ラヴズオンリーユーみたいに、
来年BCフィリー&メアターフ狙って欲しいな

⑤ドウデュース
ハイペースで、2,400m戦でありながら、
ギアUPのスピードが求められた
この馬にとっては、あまり好まない展開
エンジン掛かったら33.7
メンバー2位の上がり
それでもイクイノックスには及ばない
もう実力差を認めざるを得ないね
2,400m前後で、ミドルペースで、
スピードも、キレも、スタミナも、持続力も、
すべての総合力が求められるようなレースが向く馬
イクイノックスと走ると、スピード色が強まってしまう
イクイノックスと一緒に走らないことが、一番だね

③タイトルホルダー
スピード型のレースになったことで、
もともと適正舞台とは言えない東京競馬場で、
さらに厳しい競馬になった
それでも5着に入ったのはこの馬の実力
次走、有馬記念に向けて、期待持てる内容だったね

⑩ダノンベルーガ
GⅠタイトルに届いていない馬
この6着は、上位の馬を見たら、順当な結果
やっぱりGⅠには高い壁がある
殻をぶち破らないと辿り着けないよね

⑨ヴェラアズール
前年制したタイムよりも速く走った
けれども7着
申し訳ないが、前年のJCより今年は遥かにレベルが高かった
少なくてもタイトルホルダーを差し切れていれば、
より高い評価出来たけど、せいぜいGⅡ評価というところまでだね

④スタッドリー
スタミナの高さで、最後までしっかり走れていた
ダノンベルーガやヴェラアズールに競り負けたのは現状の実力
それでも、GⅢくらいなら戦えそうだね
年明けての中山金杯、日経新春杯、AJCCあたり、
どんな競馬するか、ちょっと楽しみだね

⑦イレジン
走破タイム2.23.5
さすがに日本のトップクラスのスピードには屈したが
決して悪くはなかった
このまま日本に滞在して、有馬記念に参戦して欲しい
結構面白いと思うけどな

⑭ディープボンド
やはりこの馬はステイヤー
中距離のスピード競馬になると厳しい
またGⅠ馬との差も見せつけられた
今回状態は良さそうだっただけに
有馬記念で2、3着狙いかな

⑧パンサラッサ
正直もっと2,400mを意識したレースをすると思った
しかし行き切った
2,000m通過、1.57.7
去年の秋天とほぼ同タイム
この馬らしさ全開で良かったね
1,800mがベストの馬
来年もう一度、ドバイターフ狙って欲しい

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