第10回京都2歳S〈振り返り〉

レースラップ

前後半ラップ、59.1-60.7
レースタイム、1.59.8
上がり4F-3F、47.9-35.9
勝ち馬上がり、35.3

馬場状態

Cコース、クッション値9.9
含水量、4角9.8%、G前10.3%
直線インは荒れているため、先行馬も外に持ち出す形
内回りコースでもあるため、中団待機馬はさらに外に振られる
道中ある程度前目、しかも内側で距離ロス抑える乗り方が有効

レース振り返り

趣深いレースだったね
やや速めで流れたこともあったが、
各馬、自分のペースを守り、行儀が良かった
そして上り坂で少しペースが緩むと
中団・後方勢が仕掛け始める
そして下り坂では、直線のコースも意識した騎手の攻防も見られた
GⅡ評価してもいいかな
とてつもなく幼さ感じる馬もいなかった
逆に言えば、個性的な馬もいなかったと言えるけどね

⑤シンエンペラー
スタミナ値の高さが、頭1つ抜けていたね
直線では、窮屈さと、その反動の爆発と、
そこのギアの入れ方、アクセルの踏み方、
モレイラ騎手の巧さが詰まっていたレースだった
もちろん、それに応えた馬も素晴らしかったけどね
特にトップギアに入った時の獲物を捕ら切る力強さが良かった
距離延びても大丈夫なタイプ
ホープフルS本命候補の1頭と言って良いだろう

⑩プレリュードシチー
この馬は、勝ち馬よりもステイヤー色強いね
いい伸び脚ではあるが、切れ味は足りない
ただバテない強みはあるので、
レベルが上がったら、この強みは武器になる
ホープフルSに向けて、上位評価してもいいかな

⑬サトノシュトラーセ
最後インから差されて、もう一伸び
その勝負根性と、スタミナ値の高さは評価出来る
ただ直線でギアがスッと入らなかったこと、
先頭立ってから少しフワッとしたこと、はマイナス点
レースセンス磨いて、精神的にも少し成長して欲しい
ステイヤー能力は高そうな馬
菊花賞までに完成しているといいね

④ダノンデサイル
少しフラフラしているところがあり、
まだまだ鍛えていく必要はあるだろう
ただ最後の一伸びは、すごく良かった
ノリさんにしっかりと鍛えてもらおう
ホープフルSでもあまりに軽視するのは危険だね

③キープカルム
直線荒れたインを突いて、見せ場作ったが、
最後は止まっちゃったね
馬場影響もあったと思うが、
今日の上位メンバーの方が、スタミナ値高かった
2,000mのホープフルSでは少し劣るかな
1,800mが主戦場になりそう
スプリングSが次の目標かな

⑫ディスペランツァ
この馬の力を出し切った結果
スタミナ、持続力、スピード、切れ味、
ほんの少しずつ足りない
ただそれは成長の余地があるとも言える
ホープフルSよりも、もっと先に目標を据えて、
じっくりと鍛えあげていって欲しいね
ポテンシャルは十分感じる馬だから

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