第40回フェブラリーS〈ステップレース検証・調教診断〉
対象レース(レースの振り返り)
↓ダート戦線の振り返りはこちらから↓
上記重賞レースに、BCマイル、東京プリンセスマイル、すばるS、令月S、も加えて、ステップレースを振り返り、評価する
ステップレースのレベル
南部杯>JBCスプリント>東海S>根岸S>東京大賞典>東京プリンセスマイル>BCマイル>令月S>すばるS、の順
南部杯
中身の濃いGⅠ
ただし勝ち馬は今回参戦しない
2着馬も十分評価しているが、勝ち味に遅い馬
ここも2着までかな?
JBCスプリント
このレースも非常に中身の濃いGⅠだった
ただしあくまで1,200m戦
ここで負けた組の方が、チャンスはありそう…
東海S
高評価のGⅡレベル、トライアルレースとして十分評価出来る
ただし、抜けた評価は、勝ち馬へのもの
それ以外の馬は、やや冷静に、GⅢか、リステッド競争くらいまでかな
根岸S
ステップレースらしいレース、それ故にGⅡ相当の評価
1~4着馬は、本番に向けて良い内容だった
ただ若干走り過ぎた印象もあり、
実際に2着馬は怪我をしてしまった
本番まで3週間、疲れが残っているか大きなポイント
勝ち馬は最有力候補だと思うが…
東京大賞典
横綱・大関不在のGⅠレース
勝ち馬は次走でもしっかり結果を出したが、
このレースに関しては、せいぜいGⅡまでの評価
ステップレースとして、過大評価しなくていいかな
東京プリンセスマイル
大井のマイル戦、55kgで、1分40秒台
普通に考えたら、ない
ただ勝ち馬のスタミナ値、レースセンスは高い
それに、走りを見ていると、実はスピード値もある
面白味はある、あまり穴人気になって欲しくないな
BCマイル
米芝GⅠ、相応のレベルではあったが、
ただ凄み、強さはそれほど感じなかった
今回の参戦馬は、馬込みが好きではないタイプ
芝の方が合いそうだし、3着候補に入るかどうか、というところかな
令月Sは、1,400m向きのスプリント戦
勝ち馬の粘り評価も、マイル戦では通用しないかな
すばるS、良くも悪くもリステッドレース
つまり、重賞レベルではない、ということ
重賞クラスの馬を上回るのは難しいかな
出走馬の評価
1位:⑦レモンポップ
2位:⑭ヘリオス
3位:⑮レッドルゼル
4位:⑬スピーディキック
5位:②シャールズスパイト
6位:⑥メイショウハリオ
7位:⑩テイエムサウスダン
8位:⑪ソリストダンサー
9位:⑨ショウナンナデシコ
10位:⑯ケイアイターコイズ
11位:④ドライスタウト
12位:⑤オーヴェルニュ
13位:⑫セキフウ
14位:③ケンシンコウ
15位:⑧アドマイヤルプス
16位:①ジャスパープリンス
ステップレースより、勝ち馬候補に挙がるのは、⑦レモンポップ、のみ❗️
⑮レッドルゼル、はダートスプリント界の横綱クラス
もちろん有力候補ではあるが、力の衰えは感じるかな
ズブさも出てきたので、むしろ、マイル戦でどんな競馬するのか、
期待はしているが…
大関クラスの、⑩テイエムサウスダン
GⅠ級の力はあると思うが、メンタルはGⅠ級には程遠い
勝ち切るのは難しいね
ギルデッドミラーも、本命候補だったが、怪我で離脱
⑭ヘリオス、も好走期待出来るが、勝ち切るまでは厳しい
なお、地方からの参戦、⑬スピーディキック
タイムを考えると、とても勝ち負けになるとは思えないが、
レースセンスはある馬
あまり軽視し過ぎるのは、勿体無いような気がする
海外から参戦の、②シャールズスパイト
BCマイル、米芝GⅠ最高峰レースでの2着
ただ、思いっ切り走れる外へ外へ出ようとしていた
内枠になったし、終始内に包まれる感じになったら厳しいね
あと、思いっきり走っての伸びは確かに良いが、やはり芝でこそかな
ここは、冷静な見極めが必要かな
ここは、根岸S覇者、⑦レモンポップ、しかいない
GⅠでの距離延長は、結構な減点であるが、
距離短縮組も、58kg背負って、高速競馬で戦えるかは疑問
激走の反動、距離延長、など、不安材料もあるが、
状態98%なら、勝てると評価する