第33回香港マイル〈振り返り〉

レースラップ

2Fごとのラップ 25.07-22.91-23.67-22.45
レースタイム 1.34.10

レース振り返り

時計が掛かる馬場
半端なスタミナでは通用しない
絶対王者は大外発走だったが、
抜群のスタート
そして無理のない位置につけ、
3角からの下り坂も、しっかりコントロールして、
4角で膨れないように廻る
そして直線、あとはアクセルを踏み込むだけ
シャティンを知り尽くしているとは言え、モノが違う
2着以下は、枠順次第で違っていたであろう
勝ち馬は、突き抜けたGⅠ馬打、ということだね

①ゴールデンシックスティ
これで8歳馬、本当にすごい馬である
確かに以前よりは、スムーズさはなくなってきた
それでも勝ち方を知っている
ただシャティンでしか走っていないので、
アウェイの地、東京・安田記念で、
スピード競馬への対応、見てみたかったね

⑬ナミュール
オークス、秋華賞でも上位に来ていた馬だけに、
スタミナ値が日本馬の中ではトップだったので、
レースに参加出来た、というところかな
でもGⅠ馬になったことで、以前より脆さが消えた
今日は時計の掛かる馬場で、
高速馬場でのスピード、加速度を鍛えてきた日本馬には、
向かなかった
今回の3着は、枠も含め、運が無かった、ということ

⑤ソウルラッシュ
ナミュールと3馬身差、スタミナ値の差が出たね
ただGⅠ奪取までは、スピード、馬力、スタミナ、
それぞれあと少しだけUPさせないとね
この3馬身が、GⅠまでの距離だね

④セリフォス
ドバイターフ(1,800m)でも距離が長かった馬
今日のスタミナ必要な馬場では厳しかった
スピード値競う舞台の方が合う
来年マイラーズCで追試かな
もしここで言い訳出来ない負け方だったら、
ピークを過ぎた、と言っても良いだろう

⑭ディヴィーナ
府中牝馬Sは、逃げ切り勝ちしたように、
自分のペースで走れるかどうかが、この馬の勝負ポイント
なので、少し出負けした時点で、今日は目が無くなった
結局は、子どもっぽい、ということ
スタミナ値も足りなかったけどね
精神的にどれだけ成長出来るかが、今後の鍵を握るが、
簡単ではない
今後も気まぐれお嬢さんと割り切って、付き合っていくしかないね

③ダノンザキッド
今日の条件は、むしろこの馬向きだったと思う
それでも日本馬で最下位
これがこの馬の今の実力
勝負出来るのはGⅢまで
そろそろ決断してもいいのでは?

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