第67回有馬記念〈ステップレース検証・調教診断〉
対象レース(レースの振り返り)
↓古馬中長距離路線の振り返りはこちらから↓
凱旋門賞については、レース特性が特殊過ぎるため、評価を割愛
前々走の国内レースを対象とし、ステップレースを振り返る
ステップレースのレベル
宝塚記念≧JapanCup≧天皇賞・秋>菊花賞>エリザベス女王杯>京都大賞典>アルゼンチン共和国杯、の順
宝塚記念、JapanCup、天皇賞・秋は、さすがの国内最強馬を決めるGⅠ
この3レースの勝ち馬は、別格の評価をすべきであろう
とくに宝塚記念は、ただただ強い、という勝ち方
中山の有馬記念を考えると、宝塚記念はとても参考になる
あとは凱旋門賞の疲れだけが心配だね
JapanCupも力のある馬が上位を占めた
スピード値だけでなく、スタミナ値も、切れ味も、レースセンスも、
求められ、しっかりと結果を出した
1か月は昔は普通の、むしろちょうど良いローテーションだったが、
今はトップクラスのGⅠはレベルが高く、消耗度が激しいから短く感じる
JC組も、状態確認がポイントだね
天皇賞・秋、国内中距離最強馬決定戦に相応しいレース
昨年の覇者と同じローテーション
ただエフフォーリアより中距離色が強い感じがするのと、
負け方がちょっと想像出来ちゃうので、
少しだけ不安材料は多いかな
この3レースの敗者組は、着順ではなく、
自分で仕掛けたか、勝ち馬に引っ張られたか、
冷静に判断しないとね
次いで、菊花賞
レコード勝ちで、見応えたっぷりのGⅠレース
ステイヤーとしての力が試された形
勝ち馬の仕掛けっぷりが良かったが、2着馬もなかなかの実力
3着馬になると、GⅡまでかなと落ちるが…
エリザベス女王杯
このレースは、馬場状態含め、少し特異なレースだった
良馬場で、各馬が力を出し切れるような条件なら、
このレース組は難しいだろうが、
馬場でも、展開でも、力を出し切れない条件になるなら、面白い
そういう意味でも、穴党注目、かもしれない
京都大賞典
ここの勝ち馬が、のちにJapanCupを制した
持久力が求められたレースで、有馬記念にも通ずるところがある
ただここからだと、秋ローテーションとしては順調とは言い難いね
アルゼンチン共和国杯
レースレベルは、せいぜいGⅢまで
ステップレースとしては、1つ2つ劣るかな
しかも勝ち馬は54kgだったしね
出走馬の評価
1位:⑬タイトルホルダー
2位:⑥ヴェラアズール
3位:⑨イクイノックス
4位:③ボルドグフーシュ
5位:⑤ジェラルディーナ
6位:⑯ディープボンド
7位:⑦エフフォーリア
8位:⑩ジャスティンパレス
9位:⑭ボッケリーニ
10位:⑮ブレークアップ
11位:⑫ポタジェ
12位:⑧ウインマイティー
13位:②イズジョーノキセキ
14位:①アカイイト
15位:⑪ラストドラフト
16位:④アリストテレス
ステップレースからの勝ち馬候補は、
⑬タイトルホルダー、⑥ヴェラアズール、
⑨イクイノックス、③ボルドグフーシュ、
以上4頭‼️
凱旋門賞に参戦した2頭が先行し、レースを引っ張る、作り出す展開
59.5kgから2.5kg減はかなり大きい
状態良ければ、この2頭を軸に予想すべきであろう
特に⑬タイトルホルダーにプレッシャーを掛けられる先行組は、
相当な力・精神力がないと持たないだろう
ならば中団以降の馬が、差して来れるかが鍵
ただし後方組は、相当にスタミナを要する
距離不安ある場合、少し疑っても良いのでは?
虎視眈々と、最後の有馬、福永祐一と③ボルドグフーシュ
あるかもね😊